
音声を帯域ごとに分割して、より細かくコントロールしたいと考えたことはありませんか?
ZL Splitterは、そんな要望に応えるオーディオプラグイン。
この記事では、その特徴や使い方、導入方法までをわかりやすく解説します。
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ZL Splitter:高性能なオーディオスプリッター・プラグイン

ZL Splitterは、音声信号を複数の周波数帯に分割(スプリット)するためのオーディオエフェクトプラグインです。
音楽制作やサウンドデザインにおいて、より高度な処理を行いたいユーザー向けに設計されています。
ZL Splitterの特徴
ZL Splitterの魅力的な機能を以下にまとめます。
- クロスオーバー処理
オーディオ信号を複数の帯域に分割する「クロスオーバー処理」が可能です。
これにより、特定の周波数帯だけを編集・処理するような高度なエフェクト設計ができます。 - トランジェント処理に対応
音の「立ち上がり」や「減衰」を強調・制御できるトランジェント処理もサポート。
ミックスやマスタリングにおいて、パンチ感や明瞭さをコントロールできます。 - マルチフォーマット対応
VST3、LV2、AudioUnitなどの形式に対応。多くのDAWで使用可能です。 - クロスプラットフォーム対応
macOS、Windows、Linuxで利用でき、ソースコードを使って自分の環境に合わせてビルドすることもできます。 - JUCEベースのUI
ユーザーインターフェースは、人気のオーディオプラグイン開発フレームワーク「JUCE」で設計されています。
注意点
利用の際にはいくつかの注意が必要です。
- 未ノータライズ(macOS/Windows)
インストーラーはmacOSおよびWindowsでノータライズ(認証)されていません。
使用時にOSから警告が出る可能性があります。 - 一部DAWでの動作未確認
全てのDAWでの動作確認が取れているわけではありません。
実際の使用前に、自分の環境でテストすることをおすすめします。
まとめ:ZL Audio「ZL Splitter」クロスオーバー・トランジェント処理・帯域分割がこれ1つで完結!マルチフォーマット対応の高機能オーディオプラグイン|DTMプラグインセール
ZL Splitterは、音声を周波数帯域ごとに分割できる高機能オーディオプラグインです。
・ZL Splitterは、クロスオーバーやトランジェント処理に対応した高機能スプリッタープラグイン
・VST3やLV2など複数のフォーマットに対応し、多くのDAWで利用可能
・macOS / Windows / Linux でビルドして使えるオープンソース
・ビルドはClangとCMakeを用いて手順通り進めるだけ
・ライセンスはAGPLv3(ロゴ等は除く)で、安心してカスタマイズ・再配布が可能
ZL Splitterは、音声処理をより深く追求したいクリエイターにとって非常に価値のあるツールです。
今すぐGitHubからチェックして、自分の制作環境に取り入れてみましょう。