
何気ない日常の「ボタン音」が、重厚で迫力ある音源に生まれ変わるとしたら?
「Buttons from Hell」は、スイッチやボタンの音を徹底的に録音・加工し、打楽器のような独自サウンドを作り上げた、他にないインストゥルメントです。
CONTENTS
Buttons from Hell|日常の“ボタン音”が生まれ変わる衝撃の音源ライブラリ

「楽器の音を録音するつもりが、ボタンの音の方が面白かった」
そんな偶然のひらめきから生まれたのがこの音源ライブラリ 「Buttons from Hell」 です。
開発者のJoonas Ylänne氏は、機材のスイッチやボタンから生まれる機械的な音に着目し、驚くほど緻密な録音と大胆なサウンドデザインを行いました。
その結果、金属的な打楽器やインダストリアルな質感をもつ、他にはない音源が完成したのです。
Buttons from Hellの特徴と内容の詳細
- コンセプトの始まり
- カセットレコーダーで楽器を録るつもりだったが、録音中にボタンの音が面白いことに気づく
- そこから方針を変更し、あらゆるスイッチやボタンを収集して録音する方向に舵を切る
- 録音されたオブジェクトの例
- ギターペダルのフットスイッチ
- 家の照明スイッチ
- 電源タップ
- パソコンのキーボード など
- 収録方法のこだわり
- 音の「微細なディテール」をとらえるため、マイクをスイッチに限界まで近づけて設置
- 指とマイクの隙間がギリギリという状況での収録も多かった
- 音作りのアプローチ
- 単なるクリック音にとどまらず、重めのサチュレーションや加工を加えることで
- 金属的で重いパーカッション
- 工業的でザラついた打撃音
などに変化させている
- 「小さな機械音が巨大な打楽器に生まれ変わる」驚きが味わえる
- 単なるクリック音にとどまらず、重めのサチュレーションや加工を加えることで
- GUIとデザインの裏話
- 当初は写真を背景にコントロールを重ねるだけの予定だったが、音とのバランスが取れず断念
- 全てのグラフィックをベクター形式で自作し、質感あるGUIを構築
- 音作り以上に時間がかかったというほど、視覚面の作り込みにもこだわっている
- 使用に必要な環境
- DecentSampler(無料) が必要
- スタンドアロンでは動作しないので注意
サンプル数や仕様
- 収録サンプル数:96サンプル
- ラウンドロビン:2種類(同じ音でも自然なバリエーションを再現)
- ファイルサイズ:約12.1MB
- 主なサウンドカテゴリ
- クリアなクリック
- 加工済みのインダストリアルなサウンド
まとめ:Joonas Ylänne「Buttons from Hell (Decent Sampler instrument)」スイッチのカチッという音が、重厚な金属パーカッションに変貌する!録音・編集・デザインまで完全自作された唯一無二の音源|DTMプラグインセール
「Buttons from Hell」 は、音源としての実用性もさることながら、録音対象のユニークさとサウンドデザインの妙が光る作品です。
- 「Buttons from Hell」の開発背景とコンセプト
- 使用されている素材(スイッチ・ボタンなど)
- こだわりの録音方法と音作り
- グラフィックのデザイン面
- 利用時の注意点(DecentSamplerが必要)
機械音やボタンのクリックが、想像以上に表情豊かで音楽的であることを実感できる内容です。
個性ある音源を探している方に、特におすすめです。