
アナログVUメーターの“心地よい針の動き”をデジタルで再現したプラグイン、それがreVUeです。
音のピークではなく、聴感上のラウドネスを視覚的にとらえることで、ミックスのバランス判断がより直感的に。
無料とは思えない完成度の高いツールをご紹介します。
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reVUe:”音の気配”を見える化する高度なVUメーター・プラグイン

reVUe(レビュー)は、1940年代に制定された放送用規格をもとに開発された、高度なデジタルVUメーター・プラグインです。
音の「正確さ」だけでなく、「聴感上のバランス」を見事に再現し、音楽制作における判断を直感的にサポートします。
以下では、その特徴やこだわりについて詳しくご紹介します。
reVUeの特徴と機能

- 本物のVUメーターに忠実な動作
- 300msで99%のターゲット値に到達するという、クラシックなVU仕様を再現
- 1〜1.5%の「オーバースイング(針の行き過ぎ)」も再現
- スムーズかつ即応性のある針の動きで、見ていて気持ちよく、かつ信頼できる挙動
- 視認性とサイズの自由度
- ミニサイズからフルスクリーンまで、サイズ変更が自在
- 解像度が高く、どのサイズでも見やすさを保つ設計
- キャリブレーションの自由度
- デフォルトは -18dBFSだが、0〜-30dBFSまで任意に設定可能
- プラグインごとに個別のキャリブレーション設定が保存される
- 正確なステレオラウドネスの表示
- RMS平均による測定で、パン位置に関係なく一貫性のあるメーター挙動
- ステレオミックスにおけるバランス調整に最適
- クリップインジケーターを搭載しない哲学
- 意図的に「クリップ表示」は非搭載
- 音の「動き」そのものに意味を持たせており、視覚的に”何を感じるか”を重視
こんな人におすすめ
- ピークメーターでは判断できない“音の気配”を知りたい人
- ミックスバランスやボーカルの存在感を視覚的にチェックしたい人
- 実際のVUメーターと同じ動作感を求めるアナログ好きなエンジニア
- DAWミキサーを視覚的にもリッチにしたい人
reVUeの開発背景と思想
- VUメーターは「感じ取るための道具」
reVUeは、単なるピーク測定器ではありません。
開発者は以下のような思想に基づいています。
“VUメーターの価値は、信号の「事実」ではなく「感じ方」を伝えることにある。”
これは、1940年にChinn、Gannett、Morrisが共同執筆した「新しい標準音量インジケーターと基準レベル」に記されている内容を現代的に解釈したものです。
対応OS・DAWとの互換性
- 対応OS
- macOS 11.0 Big Sur以降(Apple Siliconネイティブ対応)
- Windows 7 SP1以降
- 対応フォーマット
- AU
- VST3
- CLAP
- 主要DAWとの互換性
- Logic Pro
- Cubase
- Nuendo
- Ableton Live
- Bitwig
- FL Studio
- Cakewalk
- Digital Performer
- など、多くの主要DAWで利用可能
- 特にREAPERとの親和性が高い
- REAPERの「Embedded UI」機能に完全対応
- トラックパネルやミキサーパネルに直接表示可能で、視認性・操作性が向上
まとめ:Blenheim Sound「reVUe」“ピーク”ではなく“感じ方”を測る!アナログVUメーターの動作原理を忠実に再現した無料プラグイン|DTMプラグインセール
reVUeは、単なるラウドネスメーターではなく、音楽制作において「耳で感じていたこと」を「目で確認できる」ツールです。
・reVUeは、アナログVUメーターの動きを忠実に再現した高精度なプラグイン
・300msで99%に達する応答性と、滑らかで視認性の高いメーター挙動が特徴
・RMS方式によるラウドネス表示で、ステレオミックスにも対応
・AU/VST3/CLAPに対応し、macOS・Windows両対応
・REAPERではEmbedded UI表示も可能で、視認性と操作性がさらに向上
・完全無料で提供されており、即戦力として導入可能
reVUeは、”音を耳だけでなく目でも感じたい”すべてのミキシングエンジニアにとって、頼れる相棒となるでしょう。
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