
普通のアコースティックギターでは出せない、あの“パチパチッ”とした不思議な音って何?
そんな疑問を持ったことがある方へ——
Bridge Guitarは、ローファイでありながら味のある音を奏でる、ちょっと変わったギターです。
この記事では、その仕組みや魅力をやさしく解説します。
CONTENTS
Bridge Guitar:ローファイで味のある独特なアコースティックギター

Bridge Guitarは、音楽制作に新しい風を吹き込むローファイな響きを持つアコースティックギターです。
特にシンガーソングライターにとって、その独特なトーンは楽曲に深みと個性を加えてくれます。
Bridge Guitarの特徴
- パーラーギターがベース
- 小ぶりなサイズのアコースティックギター「パーラーギター」を使用。
- 軽量で扱いやすく、親密な録音環境にぴったり。
- ダウンチューニング仕様
- 通常のチューニングより音程を下げることで、まろやかで温かみのある音に。
- 弦のテンションが緩くなることで、プレイフィールも独特に変化。
- ラバーブリッジをDIYで装着
- 木製のサドルを取り外し、代わりにゴム素材を取り付けたブリッジ。
- LAのギター職人ルーベン・コックス(Rueben Cox)によって考案された技術。
- サステインと共鳴を大きく抑制
- ゴム素材により、音の伸び(サステイン)と響き(共鳴)が意図的にカットされる。
- これにより、パーカッシブで乾いた音が得られる。
- ピチカートのような音質
- 音色はチェロやバイオリンのピチカート(弦を指ではじく奏法)に似た質感。
- メロディーよりもリズム的な存在感を持つ。
Bridge Guitarの歴史と広がり
- 開発者:ルーベン・コックス
- ロサンゼルス・シルバーレイクにて2010年代初頭に開発。
- HarmonyやSilvertoneなど、手頃なヴィンテージギターを再利用。
- 注目されたきっかけ
- Perfume Geniusが2017年のアルバム『Slip Away』で使用。
- その後、WilcoのJeff Tweedy、Madison Cunningham、Phoebe Bridgers、そしてTaylor Swift(アルバム『Folklore』)など、多くのアーティストに採用され注目を浴びる。
なぜBridge Guitarが支持されるのか?
- ボーカルとの相性が抜群
- 高音域やサステインを抑えることで、ボーカルが前に出やすくなる。
- 「ギターの音に埋もれない歌」が求められる現代の音楽スタイルにマッチ。
- TikTokでも話題に
- 若い世代の間で、簡易的にBridge Guitar風の音を再現する工夫が流行。
- 以下のようなアイデアでDIYラバーブリッジを模倣:
- 輪ゴムを弦に巻きつける
- フォームクランプを使用する
- テニスラケットの振動止め(Babolat製)をブリッジに装着する
こんな人におすすめ
- 独特な質感のギターサウンドを求める人
- ボーカル主体の楽曲を制作する人
- レトロ感・ローファイサウンドに魅力を感じる人
- 通常のギター音では物足りなさを感じている人
- TikTokやSNSで「変わった音」に注目を集めたい人
まとめ:The Crow Hill Company「Bridge Guitar」小型ギターにゴムブリッジを装着!?パチパチと乾いた音がクセになる、ラバーブリッジのローファイ・アコースティックギター|DTMプラグインセール
Bridge Guitarは、ゴム製ブリッジを取り付けたパーラーサイズのアコースティックギターで、サステインを抑えたローファイなサウンドが特徴です。
- 小型のパーラーギターを使用
- チューニングは低めに設定
- ブリッジにゴムを使うDIY仕様
- ピチカートのような独特の音質
- ボーカルを際立たせるために最適
- Taylor Swiftなど著名アーティストも使用
- TikTok世代も注目、DIYでも再現可能
Bridge Guitarは「手作り感のある音」が欲しい人にピッタリ。
派手さはないけれど、じんわり心に響くギターです。
あなたの音楽にちょっとした“隙”を作ってみませんか?