Plugin Alliance「Unfiltered Audio Battalion」サンプル加工からシンセ生成、ブレンド機能まで一台で完結！80年代クラシック音色から次元を超越したシンセサウンドまで、無限の可能性を秘めた次世代ビートメーカー

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Plugin Alliance「Unfiltered Audio Battalion」サンプル加工からシンセ生成、ブレンド機能まで一台で完結！80年代クラシック音色から次元を超越したシンセサウンドまで、無限の可能性を秘めた次世代ビートメーカー｜DTMプラグインセール

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ドラム音源ってどれも似たり寄ったり…もっと自由に音を作れたらいいのに

そんな風に感じている人にこそ試してほしいのが、Plugin AllianceのUnfiltered Audio Battalionです。

このプラグインは、サンプル再生とシンセ生成を自在に組み合わせられる次世代型のドラムツール。

KickやSnareを1から合成できるシンセエンジン、加工しやすいサンプルエンジン、そしてその2つをブレンドできる仕組みで、80年代のハードウェア的な音から、未来的なグリッチサウンドまで対応できます。

ただ、機能が多すぎて「何ができるのかよく分からない」という声も少なくありません。

この記事では、Battalionの構造から音作りのコツ、ジャンル別活用法まで、実際の制作経験をもとにわかりやすく解説していきます。

音に“違い”を生み出したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

Plugin Alliance · Unfiltered Audio Battalion

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CONTENTS

Unfiltered Audio Battalionとは何か？その全体像を掴もう

Unfiltered Audio Battalionは、サンプル再生とシンセ生成を融合させたドラム音源で、従来のドラムマシンとは一線を画しています。

KickやSnareといった各パートごとに、シンセとサンプラーの2種類の音源を組み合わせることができ、直感的に音作りが行えるのが魅力です。

そのため、単なるリズム作成だけでなく、音のキャラクターやニュアンスまで細かく設計できます。

あらゆるジャンルの制作に対応できる柔軟性と、現場で即戦力になる使いやすさが同居しています。

シンセとサンプルのブレンド機能：
それぞれの音源エンジンを個別に操作しながら、1つのドラムボイス内でミックス可能。
サンプルの質感にシンセのアタックを加えるなど、ハイブリッドな音作りができる。

エンジンごとの専門設計：
KickやSnare、Hatなどのパーツに応じた専用エンジンを搭載。
各エンジンには独自のパラメーターが用意され、音作りの自由度が非常に高い。

モジュレーションとマクロ操作：
LFOやエンベロープを使った音の動きが簡単に設定できる。
さらにマクロノブで複数のパラメーターを一括操作することで、演奏中に音の表情を大きく変化させることも可能。

多機能なシーケンサー：
マニュアル打ち込みと自動生成（パターンジェネレーター）の両方に対応。
リズムのバリエーションや複雑さを直感的にコントロールできる。

エフェクトとミキサーの統合：
各ドラムボイスにディレイ・リバーブ・パン・ゲインを個別設定可能。
さらに、全体をまとめるマスターミックス機能も備わっており、外部プラグインなしで完結できる設計。

他のドラムマシンと何が違うのか

Unfiltered Audio Battalionは、一見すると一般的なドラムマシンと似た構成ですが、内部の仕組みや音作りの自由度においては全く異なるアプローチが取られています。

とくに、既存のサンプルベース音源やシンセ型ドラムプラグインでは得られない「深さ」と「遊び心」が共存しているのが特徴です。

このような構成により、サウンドデザインからリズム構築、そして演奏表現まで一つのプラグイン内で完結できます。

制作スタイルに合わせて使い分けられる柔軟性も、多くのユーザーから評価されています。

シンセとサンプルの完全統合：
多くのドラム音源はサンプル再生かシンセ生成のどちらかに特化しているが、Battalionは両方を一つの音源で同時に扱うことができる。
音質やニュアンスを細かく調整しながら自分だけのドラムを作れる。

各パートごとに異なるサウンドエンジンを選択可能：
Kick、Snare、Hatなど、8つのボイスごとに異なるシンセエンジンを割り当てられる。
パートの役割に応じて最適な音作りが可能で、パーカッション以外にも応用できる。

高度なモジュレーションが標準搭載：
LFO、エンベロープ、ベロシティ、ランダム、マクロなど多彩なモジュレーション機能が最初から用意されており、複雑な動きを加える設計が簡単にできる。

リズムパターン生成が豊富で個性的：
通常のステップシーケンサーに加え、ユークレディアンリズムやRATCH（分割トリガー）、確率変化など、予測不能でユニークなリズム生成が可能。

ライブ演奏や即興に強いパフォーマンスモード：
複数のパラメーターをリアルタイムで動かすためのマクロや“Flip”機能などが用意されており、1クリックでサウンド全体に変化を加えることができる。

ユーザー主導のサウンド設計が中心：
プリセットだけで完結させず、あくまで自分で音を設計・変化させていく設計思想がベースにある。
サウンドに対する理解や好奇心を刺激する作り。

対応ジャンルと使用シーンは？

Unfiltered Audio Battalionは、その柔軟なエンジン設計と音作りの自由度から、幅広いジャンルに対応できるドラム音源です。

シンセやサンプルを混ぜて音色をカスタマイズできるため、ジャンルに縛られない表現が可能になります。

このことから、エレクトロ系はもちろんのこと、アコースティックなビートやアブストラクトなパーカッションなど、従来の音源では対応しにくかった表現にも強さを発揮します。

さらに、ジャンルを超えたハイブリッドなトラックメイクにも適しています。

テクノ・エレクトロ・IDM：
アナログ感のあるシンセキックや、複雑に変化するグリッチノイズなどが得意。
エンベロープやモジュレーションを駆使することで、緻密で立体感のあるビートが作れる。

Lo-fi・チルホップ：
BitcrushやDropoutなどのディストーションエフェクトで、ザラついた質感を加えることが可能。
ゆるいスイング感をシーケンサーで簡単に再現できる。

ハウス・テックハウス：
サンプル主体のドラムにシンセのアタックや低域を重ねて、抜けのいいドラムトラックを作れる。
ディレイやリバーブで空間演出も思いのまま。

ヒップホップ・トラップ：
808的なローエンドやアグレッシブなスネア、細かいハットのロールも自在に調整可能。
ベロシティやモジュレーションで人間味のある打感も出せる。

映画・ゲーム音楽・実験音楽：
物理モデリング系やFMエンジンなどを使い、従来のドラムの枠を超えた音を生成可能。
アブストラクトなサウンドやインパクトの強い特殊音源として活用できる。

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Unfiltered Audio Battalionの使い方：サンプルとシンセ、二つのエンジンをブレンドできる強み

Unfiltered Audio Battalionの最大の魅力のひとつは、「サンプルエンジン」と「シンセエンジン」の両方を同時に使い、それらを自由にミックスできる点にあります。

サンプルの質感と、シンセの鋭いアタックや奇抜な音色を融合させることで、今までにない表現力を実現できます。

このように、片方だけでは得られない音の深みや立体感を、ブレンド機能によって自在にコントロールできるのがBattalionならではの強みです。

しかも、それぞれのエンジンに複数のアルゴリズムが搭載されており、組み合わせはほぼ無限大です。

BLENDスライダーによる音色の融合：
シンセとサンプルの出力バランスを1つのスライダーで調整可能。
50%では両方が同時に最大出力になり、左右に動かすことでどちらかに寄せられる。

サンプルの質感を活かしつつ、アタックにシンセを追加：
既存のドラムサンプルに、独自のシンセアタックやサブベースを重ねることで、抜けの良さや重量感を追加できる。
現実感と非現実感のバランス調整に最適。

ブレンド設定も音色ごとに独立管理：
8つのドラムボイスすべてで、個別にブレンド設定ができる。
キックはシンセ寄り、スネアはサンプル寄りなど、役割に応じた調整が柔軟に行える。

プリセットやランダマイズで即戦力サウンドも：
細かく作り込まなくても、プリセットやランダム化機能を使って面白いブレンドサウンドを瞬時に生成できる。
インスピレーションのきっかけにも役立つ。

シンセエンジンの使い方と音作りの可能性

Battalionのシンセエンジンは、単なるドラム生成を超えて、サウンドデザインそのものを楽しめるほどの奥深さがあります。

各ドラムボイスごとに独立して20種類以上のエンジンから選択でき、それぞれに固有のパラメーターが用意されています。

そのため、単調なループだけでなく、サウンドの輪郭や質感、動きまでコントロールできるのが特徴です。

シンセベースのドラム制作を学ぶ入門としても優れており、音作りの楽しさを直感的に体験できます。

Kick：
短いピッチエンベロープによって重くて太いキックを合成可能。
アタックにシンセ、ボディにサブベースを加えることで、芯のある低音が作れる。

Snare：
ノイズとトーンのバランスを細かく調整できる構造。
ピッチの変化やリバーブエンベロープで、実験的なスネアから伝統的な音色まで対応できる。

Modal：
金属的で共鳴感のある音を得意とするエンジン。
複数のサイン波によって自然な減衰が生まれ、ベル系やゴング風サウンドに最適。

FM：
キャリアとモジュレーターの関係を操作し、複雑で鋭い音を生成できる。
ピッチやフィードバックの調整によって、Hi-hatやリムショットにも応用できる。

Terraining／Shame／Entangled：
LION由来の実験的なエンジン群。
2つのオシレーターを非線形に組み合わせ、ノイズ、金属音、破裂音などのデジタル質感を表現できる。

Reson／Scrapyard：
共鳴フィルターとFMを組み合わせた構造。
パーカッションよりもアトモスフェリックな効果音やインパクトサウンドに向いている。

Zap／Radiator／Tripwire：
アタック感やクリック成分を重視した設計。
短く強いドラムヒットや、クリック的なエレクトロ系音色に適している。

Additive／SumSyn：
複数の倍音を組み合わせた柔らかな音色が作れる。
ロングディケイのタムやブラス風のエレメントとしても活用可能。

サンプラーの基本操作とおすすめ設定

Battalionのサンプラーは、ただ音を読み込んで鳴らすだけでなく、再生位置・音質・ピッチ・エンベロープの調整まで自由に行える設計になっています。

ドラム素材だけでなく、ノイズ、環境音、短いボイスなどを使ってオリジナルの打音に仕上げることが可能です。

その結果として、単なるサンプル再生ツールではなく、音素材を積極的に“加工して使う”ための強力なサウンドエディターとして活用できます。

音のキャラクターを保ちながら、新しい音として再構成するような発想が求められます。

波形エディターによる視覚的な編集：
STARTとENDマーカーをドラッグするだけで再生範囲を自由に設定可能。
ENDをSTARTより前に設定すると逆再生にも対応し、効果音的な使い方もできる。

ピッチ操作で素材を変化させる：
ピッチノブを動かすことで、サンプルの再生速度と音程を変更。
高めればパーカッシブに、低くすれば重くディープな音色に変化する。

エンベロープによる音の立ち上がり調整：
Envelope 1または2を割り当てて、アタックやディケイの形を変えることで、鳴り方の雰囲気を一気に変えられる。
長めのホールドにすることで伸びのある音も可能。

ノブによるサウンド加工：
エンジンに応じて用意された4つのノブでは、サンプルのトーン、レンジ、フィルターなどを操作可能。
センターが基準値なので、直感的に扱いやすい。

ランダムサンプル選択機能：
「サイコロ」ボタンを押すだけで、ライブラリ内からランダムにサンプルが読み込まれる。
思わぬ発見やアイデア出しに役立つ。

サンプルのコピー＆共有：
波形を他のボイスにドラッグ＆ドロップすることで、サンプルをすばやくコピー可能。
複数ボイスで同じ素材を使いながら異なる加工を加えるときに便利。

BLEND機能で実現する自由度の高い音作り

BattalionのBLEND機能は、サンプルとシンセをただ「同時に使える」だけではなく、その割合を細かく調整しながら、音に新しい表情を加えるための中核的な仕組みです。

ブレンドのバランス次第で、リアルな質感を保ちながらも未来的な響きを作るなど、ジャンルを問わず応用可能な柔軟性があります。

このように1つの音源で“ナチュラルと人工的”という2つの方向性を同時に扱えることで、音作りのバリエーションが大幅に広がります。

BLENDスライダーで簡単にバランス調整：
中央がサンプル50％・シンセ50％の状態。左に動かすとサンプル優位に、右に動かすとシンセ寄りに変化する。
操作は視覚的かつ直感的。

音のアタック感と余韻を個別に演出可能：
シンセをアタックに、サンプルをボディに使うことで、芯のある音に仕上げられる。
パーカッシブでありながらリアルな印象も加えられる。

全ボイスで独立したブレンド設定が可能：
Kickはシンセ重視、Snareはサンプル中心など、ドラムボイスごとに異なるブレンド方針がとれる。
全体の音像に奥行きを生み出せる。

フィルターやエフェクトと連携して変化を強調：
ブレンド後のサウンドはフィルターやエフェクトにも通るため、質感をさらに調整できる。
たとえば、ブレンドの中間点にリバーブをかけると、響きに“曖昧さ”が加わる。

マクロやモジュレーションと組み合わせて動的に変化：
マクロノブにBLENDスライダーを割り当てることで、1ノブ操作でドラムの質感をリアルからシンセ的に動的変化させることができる。
ライブパフォーマンスにも有効。

サウンドに表情を与えるモジュレーションとエンベロープ

Battalionには、音に“動き”や“表情”を加えるためのモジュレーション機能が非常に豊富に備わっています。

単調なドラムループに飽きが来やすい人にとって、このモジュレーション機能はまさに表現の引き出しを増やしてくれる武器になります。

このことから、音のピッチ、ボリューム、フィルター、エフェクトなど、あらゆるパラメーターに動きを加えることで、生きているようなビートを作ることができます。

設定も視覚的で直感的なので、複雑に見えて実は扱いやすいのも魅力です。

エンベロープジェネレーター（ENV 1・ENV 2）：
AHDタイプで、立ち上がり・持続・減衰をそれぞれ細かく設定可能。
フィルターやボリュームの制御に使えば、音に自然な流れが生まれる。

LFO（Low Frequency Oscillator）：
スピード・波形・位相・トリガー条件を自由に設定でき、周期的な動きを付加可能。
パラメーターにゆらぎや揺れを加えるのに最適。

ランダムジェネレーター：
ステップごとに異なる値をランダムで発生させる。
ベロシティ、パン、ピッチなどに割り当てることで、機械的すぎないビートが作れる。

マクロノブ：
複数のパラメーターを1つのノブで一括制御可能。
パフォーマンス中に音を大胆に変化させたいときや、複雑な変化を手軽に操作したいときに便利。

モジュレーションの割り当て方法：
各ノブの右下にある＋アイコンをクリックし、任意のモジュレーターをドラッグして接続するだけ。
接続の強さも視覚的に調整可能。

モジュレーションマッピングの基本と実践

Unfiltered Audio Battalionのモジュレーション機能は、柔軟でありながら視覚的にもわかりやすく設計されています。

特定のノブにLFOやエンベロープ、ランダムなどのモジュレーターをドラッグ＆ドロップするだけで、簡単に“動きのある音”を作ることができます。

この結果として、単調になりがちなドラムパターンに揺らぎや人間らしいニュアンスを加えることが可能になり、まるで“演奏されている”ようなビートに仕上がります。

＋ボタンで割り当てを開始：
各ノブの右下にある「＋」マークをクリックすることで、モジュレーション候補が一覧で表示される。
ここから任意のモジュレーターを選び、ノブにドラッグすれば接続完了。

複数モジュレーターを同時に接続可能：
1つのパラメーターに複数のモジュレーターを割り当てることができる。
たとえば、ENV1でベースの形を作り、LFOで揺らぎを与えるなどの組み合わせが可能。

割り当ての強さを視覚的に調整：
ノブにモジュレーションが適用されると、半透明のカラーバーが表示され、どの程度の影響を与えているかが一目でわかる。
ドラッグ操作で影響範囲の微調整もできる。

テンポ同期やワンショットなどの細かい設定：
LFOやENVはテンポに同期させたり、特定のタイミングだけ動作させるように設定できる。
これにより、ビートにぴったりと合った表現が可能になる。

視覚フィードバックで直感的に理解できる：
すべてのモジュレーションはUI上にアニメーション表示されるため、「どこがどう動いているか」が即座に把握できる。
複雑なルーティングでも迷いにくい。

ENVとLFOの違いとおすすめ活用パターン

モジュレーションを使いこなすためには、「ENV（エンベロープ）」と「LFO（ローフリークエンシーオシレーター）」の違いを正しく理解することが重要です。

Battalionでは両方を使い分けることで、音の立ち上がりや動きを自在にコントロールできます。

このように、ENVとLFOを場面に応じて使い分けることで、リズムや音色にダイナミズムを与えられ、曲全体に説得力が増します。

ENV（エンベロープ）の特徴と使い方：
トリガーされると1度だけ発動し、設定された形に従って変化する。
音の立ち上がり（Attack）、減衰（Hold）、消失（Decay）を細かくコントロールできる。

ENVの活用パターン：
ボリュームに使えば「鳴り方」をコントロールでき、アタック感や余韻を調整可能。
フィルターに割り当てれば、開き方や締まり方にメリハリをつけられる。

LFO（ローフリークエンシーオシレーター）の特徴と使い方：
一定周期で繰り返すモジュレーション信号を発生する。
波形（サイン、矩形、ノコギリなど）や速度、位相などを自由に設定できる。

LFOの活用パターン：
パンやピッチに割り当てれば、音に揺らぎや動きが加わる。
シンセ寄りの音にはトレモロやフィルタースウィープなどで生命感を演出できる。

両者の併用で表情をつける：
ENVで全体の動きを形作り、LFOで継続的な変化を重ねると、自然で豊かな音色に仕上がる。
組み合わせ方次第で“呼吸するビート”が完成する。

内蔵シーケンサーで直感的にビートを組む方法

Unfiltered Audio Battalionには、各ドラムボイスごとに独立した内蔵シーケンサーが搭載されており、ビート作成が非常にスムーズに行えます。

マウスでポチポチと入力するだけで基本的なリズムが構築でき、慣れてくるとライブ感覚での編集も可能です。

そのため、DAWの外でも即興的にリズムアイデアを生み出せる柔軟さがあり、プリセットに頼らず自分の感覚でビートを組み立てられるのが魅力です。

ステップ入力による即時プログラミング：
1ステップ＝16分音符を基本に、各ステップに音を配置していくスタイル。
1クリックでON/OFFでき、視覚的にも非常にわかりやすい。

ステップごとの音量・ピッチ・パンの調整：
単に鳴らすだけでなく、各ステップに対してベロシティ・チューニング・パンを個別に設定可能。
表現力豊かなビートが作れる。

再生方向やスキップ設定も自在：
前進・後退・ランダム再生など、ループ方法も自由に選べる。
ステップ数をパートごとに変えることで、ポリリズムのような効果も出せる。

トリガー条件の細分化：
各ステップにProbability（確率）やRATCH（連打）、Gate Length（長さ）などの詳細設定が可能。
ランダム性や複雑さを演出しやすい。

ユークレディアンジェネレーター搭載：
数学的アルゴリズムに基づくリズムパターンを自動生成。
意外性のあるビートが欲しいときや、リズムのネタ出しに便利。

MIDIエクスポート対応：
作ったパターンをDAWにMIDIで出力できるため、他の音源やトラックと連携した制作もスムーズに行える。

ユークレディアンリズムとRATCHで作る新感覚ビート

Battalionには、一般的なステップシーケンサーでは難しい“非対称で有機的なリズム”を作るための機能が組み込まれています。

それが「ユークレディアンリズム」と「RATCH（連打）」です。どちらもシンプルな操作で、驚くほど個性的なビートを生み出すことができます。

このように、偶発性と規則性を両立させたこれらの機能を使うことで、打ち込みの限界を超えた、創造的なビート作りが可能になります。

ユークレディアンリズム：
指定したステップ数の中で、できるだけ均等にノートを配置するアルゴリズム。
たとえば、16ステップ中に5つのノートを均等に配置するといった使い方が可能。

リズムの“間”を自然にコントロール：
ノートが均等に配置されることで、機械的にならず“人が演奏したような間”を再現できる。
打点が散らばることで、予想外のノリが生まれる。

RATCH（ラッチ）機能：
1ステップを複数に分割して、同じノートを連打させることができる。
たとえば、1ステップを4分割して高速で鳴らすことで、ロールやトリルのような効果を得られる。

ノートの装飾として使える：
トラップ系のハイハットロールや、スネアのアクセント、突発的なエフェクト的ドラムヒットなど、通常のステップでは再現できない細かい表現が可能。

確率と組み合わせると生きたビートに：
Probability（確率トリガー）と組み合わせれば、「たまに鳴るラッチ」や「ランダムなユークレディアンリズム」など、常に変化し続けるビートが作れる。

ミキサーとエフェクトで完成度を高める

Unfiltered Audio Battalionは、ビートを作るだけでなく、そのサウンドを“楽曲として成立させるレベル”まで仕上げるためのミキサーとエフェクト機能が内蔵されています。

これにより、外部プラグインに頼らずとも、1台でトラックの完成度を大きく引き上げることができます。

このようにサウンドの最終調整をプラグイン内で完結できることで、制作スピードも上がり、音の統一感も生まれやすくなります。

ボイスごとの独立ミキサー：
各ドラムボイスに対して、パン、ボリューム、ピッチ、FXセンド、トランジェント調整などを個別に設定できる。
パートごとに役割を明確化できる。

SEND FX（センドエフェクト）：
ReverbとDelayの2系統を用意。
各ボイスからの送り量を調整できるため、空間演出や奥行きを演出するのに役立つ。

トランジェントデザイン：
アタックとサステインを別々に操作可能。
キックやスネアにメリハリを加えることで、ミックスで埋もれにくい音に仕上げられる。

グローバルエフェクト（マスターFX）：
全体にかかるEQ、コンプレッサー、ディストーション、フィルターなどを搭載。
トラック全体のバランスや雰囲気を調整できる。

マクロで一括操作も可能：
複数のミキサーパラメーターをマクロノブに割り当てることで、1操作で複数の変化を同時に起こすことができる。
ライブパフォーマンスにも最適。

パフォーマンスモードで直感的に音を操る

Unfiltered Audio Battalionには、スタジオだけでなくライブや即興制作にも活躍する「パフォーマンスモード」が搭載されています。

このモードでは、複数の音色やパラメーターをリアルタイムで操作しながら、直感的にビートを変化させることが可能です。

このことから、シーンに合わせた即時変化や大胆な音の展開ができるため、音源としての“操作性”に強いこだわりを持つクリエイターにも非常に好評です。

マクロノブによる一括操作：
最大8個のパラメーターを1つのノブに割り当て可能。
フィルターとピッチ、ボリュームを同時に動かして、音を大きく変化させることができる。

“FLIP”機能で音の入れ替え：
各ドラムボイスに異なる設定を用意しておき、ボタン一つで現在の音とFLIPすることができる。
Aメロ／Bメロの切り替えや、展開のスイッチとして活用できる。

“Scene”の保存と呼び出し：
複数のパラメーター状態を“シーン”として保存可能。
ボタンひとつで異なるミックスバランスやエフェクト設定に即座に切り替えられる。

リズムと音色を連動して動かせる：
シーケンサーのステップにあわせて、モジュレーションやマクロを連動させることも可能。
音の動きとリズムのタイミングが一致していると、ビート全体に“生きた感覚”が加わる。

パッドでの演奏モードも搭載：
外部MIDIパッドや鍵盤からのトリガーにも対応しており、ライブセットでの打ち込みやフィンガードラミングにも適している。

Battalionの活用事例：おすすめの使い方

Unfiltered Audio Battalionは、その多機能さからユーザーによってさまざまな使い方がされています。

ただビートを鳴らすだけでなく、エフェクトや演出、作曲補助ツールとしても重宝されているのが特徴です。

このように、自分の制作スタイルにあわせて“どこまで使うか”を柔軟に決められるのがBattalionの強みです。

以下では実際によく使われる活用例を紹介します。

ドラムサウンドのレイヤー素材として：
サンプルとシンセを組み合わせたユニークな音色を作成し、既存トラックに重ねて音の厚みやアタック感を強化。
キックやスネアの補強によく使われる。

アイデア出し用サウンドジェネレーターとして：
ランダマイズやユークレディアンリズムを使って偶発的なフレーズを生成し、そこから曲のインスピレーションを得る。
メロディやベースラインのきっかけ作りにも有効。

劇伴・ゲーム音楽の効果音制作に：
ModalやFMなどのシンセエンジンを活かし、環境音やインパクトの強いパーカッションを作成。
打撃音や爆発音、サスペンスな響きの演出に使われることも多い。

ライブパフォーマンス用の即興ツールとして：
パフォーマンスモードやマクロ機能を駆使し、リアルタイムで音色やリズムを変化。
EDMやビートライブでの“その場での操作感”が重要な場面にフィットする。

学習・トレーニング用シンセ教材として：
20種類以上のエンジンでシンセサイザーの構造を体験できるため、音作りを学びたい人の教材にもなる。
LFOやエンベロープの基礎理解にも役立つ。

Unfiltered Audio Battalionはどんな人におすすめ？

Unfiltered Audio Battalionは、ただのドラム音源ではなく、音をデザインし、操り、構築するための“クリエイティブツール”です。

そのため、単にキットを鳴らしたい人よりも、“音にこだわりたい人”“作りながら発想を膨らませたい人”にとって圧倒的に魅力のある製品といえます。

このことから、以下のようなニーズやスタイルを持つ人に特におすすめできます。

音作りが好きなトラックメイカー：
シンセやサンプルを混ぜて、自分だけのオリジナルな音を追求したい人。
音色の微調整や、パラメーターの動きを楽しめる人には最適。

プリセットでは物足りないプロ志向のユーザー：
既存の音では満足できず、自分で作り込むことにこだわるタイプにぴったり。
LFOやエンベロープで“動きのあるビート”を設計できるのが魅力。

ジャンルにとらわれない実験的クリエイター：
ヒップホップ、エレクトロ、アンビエント、現代音楽など、さまざまなジャンルを横断しながら“自分だけの音”を作りたい人に向いている。

ライブパフォーマンスで直感操作を求める人：
マクロノブやFLIP機能を活かして、その場でビートを変化させたい人。
ライブ中に即興でサウンドを変えたい人にとって大きな武器になる。

シンセやモジュレーションを学びたい初心者：
20種以上のエンジンを試しながら、音作りの基礎を体験的に学べるので、シンセの入門機材としても優秀。
LFOやENVの挙動が視覚的に理解しやすい。

システム要件

Unfiltered Audio Battalionを快適に動作させるには、以下のシステム要件を満たしている必要があります。

特にCPUやメモリ、DAW環境との互換性を事前に確認しておくことで、インストール後のトラブルを防ぐことができます。

購入前に必ずご自身のPC環境と照らし合わせてご確認ください。

対応OS
– macOS 10.11以降（M1／M2対応）
– Windows 10以降（64bit）

対応プラグインフォーマット
– VST2 / VST3
– AU (Audio Units)
– AAX（Pro Tools用）

必要スペック
– CPU：2GHz以上のマルチコアプロセッサ（IntelまたはApple Silicon）
– メモリ：8GB以上を推奨
– ストレージ空き容量：少なくとも2GB以上（プリセット・ライブラリ含む）
– インターネット接続：インストールおよびライセンス認証時に必要

その他の注意点
– Plugin Allianceのインストーラー「Installation Manager」経由での導入が必須
– USBドングル不要（オンライン認証対応）
– 複数デバイスへのインストールが可能（同時使用は1台まで）

まとめ：Plugin Alliance「Unfiltered Audio Battalion」サンプル加工からシンセ生成、ブレンド機能まで一台で完結！80年代クラシック音色から次元を超越したシンセサウンドまで、無限の可能性を秘めた次世代ビートメーカー｜DTMプラグインセール

今回の記事では、Unfiltered Audio Battalionの特徴や使い方、そしてその可能性について幅広くご紹介しました。

以下に要点をまとめます。

サンプルとシンセを自由にブレンドして唯一無二の音が作れる
20種類以上のシンセエンジンで音作りの幅が圧倒的
サンプラー機能が強力で、素材の再構築も思いのまま
モジュレーションで音に動きと表情を加えられる
直感的なシーケンサーで複雑なビートも手軽に構築可能
ユークレディアンやRATCHで新感覚のリズムを演出できる
ミキサーとエフェクトで完成度の高いトラック制作が可能
パフォーマンスモードでライブや即興にも対応
使い方次第で作曲・効果音・学習用途まで幅広く活用できる
特に音作りにこだわるクリエイターに最適な音源

こうしてみると、Battalionは単なるドラム音源ではなく、“音楽的アイデアを具現化するためのツール”だとわかります。

もしあなたが「音を鳴らすだけじゃ物足りない」と感じているなら、この一台が制作に革命をもたらしてくれるはずです。

気になった方は、ぜひ試してみてください！

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