
音質にこだわるなら、イコライザー選びは避けて通れません。
「ZL Equalizer」は、繊細な音作りから大胆な補正まで、自由自在にコントロールできる多機能EQです。
この記事では、特徴や使い方をわかりやすく解説します。
CONTENTS
ZL Equalizer|高機能イコライザー

ZL Equalizerは、ZL Audioが開発する高性能なイコライザープラグインです。
以下のような特徴があります。
主な特徴
- 多彩なフィルター構成
- 6種類のフィルター構造
- 最大16の周波数バンド
- 8種類のフィルタータイプ
- 5つのステレオモード
- 7段階のスロープ(フィルターの鋭さ)
- 高音質設計
- 64bitフロート処理
- デクランピング技術(フィルター特性の高精度補正)
- 低域から高域まで滑らかで正確な音質を実現
- 柔軟なダイナミクス機能
- スレッショルド、アタック、リリース、サイドチェインの詳細設定が可能
- サイドチェインを活用した帯域ごとのダイナミックイコライジング
- 使いやすいインターフェース
- 視覚的にわかりやすいスペクトラム表示
- 衝突検出機能(音のかぶりを可視化)
- スムーズなアニメーション表示
ZL Equalizerの使い方
以下、基本操作から応用機能までを順に解説します。
基本操作
- バンドの追加
- スペクトラム上をダブルクリックすると、周波数に応じたフィルターが自動で追加されます。
- 20Hz未満:ハイパスフィルター
- 20〜50Hz:ロウシェルフ
- 50Hz〜5kHz:ピーク
- 5kHz〜15kHz:ハイシェルフ
- 15kHz以上:ローパス
- スペクトラム上をダブルクリックすると、周波数に応じたフィルターが自動で追加されます。
- パラメータ調整
- 左クリック:基準フィルターのゲインやQを調整
- 右クリック:ターゲットフィルターのゲインやQを調整
- マウスホイール:両方同時に調整可能
詳細機能
- フィルタータイプ
- ピーク、ロウシェルフ、ローパス、ハイシェルフ、ハイパス、ノッチ、バンドパス、チルトシェルフ
- スロープ
- 6〜96dB/octの7段階(フィルターの鋭さ)
- ステレオモード
- ステレオ、L、R、Mid、Sideの各モードに対応
ダイナミックイコライジング
- 各バンドごとに、スレッショルド・アタック・リリースなどの動的制御が可能
- サイドチェインを活用し、音の被りを避けながら繊細な帯域補正ができます
衝突検出機能
- サイドチェイン信号とメイン信号のスペクトラムを比較し、帯域の被りを視覚的に表示
- 検出強度やスケールも調整可能
イコライゼーションマッチ
- 外部サイドチェインやプリセットを基に、入力信号をターゲットの音質に近づける自動補正機能
- スムーズさやスロープの微調整も可能
- カーブの学習とフィッティングアルゴリズムを選択(高速・高精度)
UIカスタマイズ
- 色や操作感を細かく調整可能
- スペクトラム表示の滑らかさや感度を個別に設定
- マウスホイールやドラッグ操作の細かさを好みに合わせて変更
まとめ:ZL Audio「ZL Equalizer」最大16バンド・8種類のフィルター・ダイナミックEQ・サイドチェイン・EQマッチ搭載!圧倒的な音質・緻密なコントロール・柔軟なカスタマイズをすべて兼ね備えた次世代イコライザー|DTMプラグインセール
今回の記事では、ZL Equalizerの特徴や、具体的な使い方について詳しくご紹介しました。
以下に要点をまとめます。
- 最大16バンド・8種類のフィルターで細かな音作りが可能
- ダイナミックEQやサイドチェイン連動による柔軟な制御
- 視覚的にわかりやすいスペクトラム表示と衝突検出機能
- 自動EQマッチ機能でターゲット音質に近づけることができる
- 操作性や見た目も自分好みに細かくカスタマイズ可能
ZL Equalizerは、ただのイコライザーではなく、ミックスやマスタリングの幅を大きく広げてくれる強力なツールです。
ぜひ一度、実際に試してその実力を体感してみてください。