
音楽制作に、ちょっとした“悪ふざけ”を加えたいと思ったことはありませんか?
Caelum Audioの「Toyphonic Micraliser」は、そんな遊び心を全開にしたマイクモデリングプラグインです。
見た目はふざけていますが、機能は意外と本格派。
そのユニークな魅力を詳しく紹介します。
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Toyphonic Micraliser:超ユニークな“おふざけ”マイクプラグイン

Toyphonic Micraliserは、Caelum Audioが「International Joke Day 2025」に合わせて公開した、かなり風変わりなマイクモデリングプラグインです。
名前からも分かる通り、真面目な製品というよりは、音楽制作に“ジョーク”と“ユーモア”を取り入れるためのツールとして誕生しました。
とはいえ、機能自体は意外と本格的。
以下で詳しく紹介していきます。
Toyphonic Micraliserの特徴と機能
Toyphonic Micraliserの特徴と機能は、以下の通りです。
超リアルなマイクモデリング(Apex Mic Modelling)
- これまでのマイクでは表現できなかった、奇妙でチープな音質を再現
- 「あなたの歌声がまるで死にかけた猫のように聞こえるなら、このプラグインがその“猫”を完全に始末してくれる」とメーカーが冗談交じりに紹介
- 良いマイクを無駄にしないために、あえてこれを使う…という逆転の発想
インパルスレスポンス(Impulse Responses)
- マイクやスピーカーのキャラクターを再現するIR(インパルスレスポンス)を、子供向けのおもちゃレベルの音質で収録
- 音楽的にピークが「童謡レベル」の方に最適(もちろん皮肉)
- あえて“低品質感”を求める用途にハマるユニークな仕様
エンベロープコントロール(Envelope)
- Attack(アタック)とDecay(ディケイ)のコントロールで、IRの音質の変化を細かく調整可能
- 「音の挙動を曲線的に、時には“いかがわしく”触ることができる」と公式ページが遊び心たっぷりに表現
品質破壊コントロール(Quality)
- あえて音質を劣化させたり、IR効果を極端に強調できる機能
- 「長年大音量で耳を酷使し、もはやまともに聞こえなくなった耳でも、この効果は“天才的”に感じられる」とのこと
オーガニックなプリセット(Presets)
- ローカルで“倫理的に収穫”された15種類のプリセットを搭載
- ランダマイズ(ランダム設定)ボタン付きで、無限のサウンドバリエーションを簡単に生成可能
- 「考えなくても、ボタンひとつで面白い音が出る」設計
動きを与えるモジュレーション(Make Movey Things)
- 以下のモジュレーションツールを搭載し、音に動きを加えることが可能
- LFO(低周波オシレーター)
- シーケンサー
- エンベロープフォロワー
- 「音楽がつまらなくても、オートメーションは退屈させない」というメーカーのブラックジョーク
注意事項
- このプラグインを使って歌うことで、周囲から個人的な脅威や攻撃を受けても、メーカーは責任を負いません(自己責任で)
- 批判的なフィードバックを送った場合、単なる怒りだけでなく、驚くほどの失望と、場合によっては“報復の方法”を真剣に検討するとのこと
- 最後に「これは冗談です」と明記されていますが、ツッコミどころ満載の製品です
システム要件
以下の環境で使用できます
- Windows
- Windows 7以降
- VST3、AAX(AAXは64ビットのみ対応)
- macOS
- macOS 10.11以降(64ビット専用)
- AU、VST3、AAXに対応
- Apple Silicon(M1・M2)ネイティブ対応
- iOS・iPadOS
- iOS 11以降
- スタンドアロンおよびAUv3形式対応
まとめ:Caelum Audio「Toyphonic Micraliser」音楽制作に悪ノリと本気をプラスする!おもちゃのような音質を本格再現し、遊び心とLo-Fiサウンドを極めるユニークなマイクプラグイン|DTMプラグインセール
Toyphonic Micraliserは、真面目な音楽制作の常識をあえて覆す、悪ふざけ全開のマイクモデリングプラグインです。
- おもちゃのような音質をリアルに再現するマイクモデリング
- 独自のインパルスレスポンスと音質破壊コントロール
- 簡単操作でユニークなサウンドを生み出すプリセットとランダマイズ機能
- 動きを加えられるLFOやシーケンサー搭載
- Windows、macOS、iOS対応で幅広く使える
「ふざけた見た目に騙されず、音楽に刺激を加えたい方」にぜひおすすめの一本です。