
リアルな弦の響きをシンセで再現できたら──そんな願いを叶えてくれるのが「Pyra」です。
Ableton Live対応の物理モデリング型シンセで、直感的な操作性と深い表現力を兼ね備えています。
この記事では、Pyraの特徴や魅力を、なるべくわかりやすく紹介していきます。
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Pyra:物理モデリングに挑んだ12ボイスのストリング・シンセサイザー

物理モデリングのアプローチを独自に展開したシンセサイザー「Pyra」は、アコースティックからエレクトリックまで、幅広い弦楽器サウンドを再現可能な12ボイス仕様のインストゥルメントです。
Ableton LiveおよびPush 3(スタンドアロンモード対応)で動作し、非常に柔軟かつ繊細な演奏が可能です。
Pyraの特徴と機能
- 12ボイスのストリング・シンセサイザー
- アコースティックな弦からエレクトリックな響きまで、様々な音色に対応
 - 撥弦(プラック)・弓弾き(ボウ)両方のスタイルを再現可能
 
 - 高度な表現力
- MPE(MIDI Polyphonic Expression)対応で、感情豊かな演奏が可能
 - ダイナミクスや演奏ニュアンスを緻密に表現できる
 
 - マイクロトーナル演奏に対応
- Ableton内蔵のチューニングシステムに加え、microtunerにも対応
 - 微分音や非西洋音階など、実験的なスケールを用いた演奏が可能
 
 - アクセシビリティに配慮した設計
- Tabbing操作によって、すべてのパラメーターが操作可能
 - 視覚に障害のあるユーザーにも配慮されたインターフェース設計
 
 - インターフェースの直感性
- ロジカルに整理されたパラメーター配置により操作性が高い
 - Push 3などのハードウェアとの連携もスムーズ
 
 - リアルタイム視覚フィードバック
- 弦が振動している様子をピラミッド状のグラフィックで可視化
 - 視覚的な楽しさと同時に、演奏感覚へのフィードバックとして機能
 
 - “Life”トグル機能
- 同一の演奏が機械的に繰り返されるのを防ぐ有機的な変化を加える
 - より人間らしい、アコースティックに近い響きを実現
 
 - プリセットも充実
- 初心者でもすぐに使い始められるプリセットが同梱
 - 特定の音楽ジャンル向けにチューニングされた音色もあり
 
 
Pyraの使用感と応用
Pyraは「簡単に演奏できて、奥深いサウンド探求ができる」と評価されています。
特に以下のような音楽スタイルとの相性が良いです。
- フォークトロニカやIDMなどの電子音楽ジャンル
 - ローファイやリバーブを多用した温かみのあるサウンド
 - グリークスケールやタイの伝統音階など、非西洋のスケールを活用した楽曲制作
 
さらに、以下のような応用も可能です。
- ミニマル音楽やアンビエントにおける持続的で有機的なテクスチャの生成
 - マイクロトーナル・ミュージックの実験的な制作
 - 映像音楽や劇伴における独特な弦の響きの構築
 
推奨動作環境
- Ableton Live 11以降
 - Max for Liveの環境が必要
 
まとめ:Iftah「Pyra」Ableton Liveユーザーに新定番!アコースティックとエレクトリックの弦楽器サウンドを1台で再現した物理モデリングシンセ|DTMプラグインセール
Pyraは、単なるシンセサイザーではなく「創造性を引き出す楽器」として非常に完成度が高く、しかも多くのユーザーがその奥深さに魅了されています。
・12ボイスの物理モデリング・シンセで、アコースティックからエレクトリックまで再現
・MPE対応で繊細な演奏表現が可能
・マイクロトーナル演奏にも対応し、実験的な音作りにも最適
・インターフェースが視覚障害にも配慮されていて、誰でも扱いやすい
・“Life”トグル機能で、機械的な繰り返しを避ける自然なサウンドを実現
・Push 3にも対応し、スタンドアロンでも使用可能
Pyraは、既存のシンセの枠を超え、音楽制作に新しい可能性を与えてくれるツールです。
Ableton Liveユーザーなら一度は試してみる価値ありです。

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