
Fury-68って何ができるの?
そんな疑問を持つ方に向けて、KORG Poly-61を再現したこのソフトシンセの魅力と機能をわかりやすく紹介します。
実機にはない進化ポイントも多数あるので、アナログ好きもデジタル派も注目です。
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Fury-68:KORG Poly-61を再現したソフトシンセ

Fury-68は、ドイツの音楽ソフトウェア開発者Full Bucket Musicによって開発された、WindowsとmacOS対応のポリフォニック・シンセサイザー音源です。
このソフトウェアは、1982年に登場したKORG Poly-61を忠実に再現しつつ、現代的な機能を追加しているのが特徴です。
Fury-68の主な特徴
以下に、Fury-68の主な機能を詳しく紹介します。
- KORG Poly-61の忠実な再現
オリジナルのアナログ・ポリフォニック・シンセサイザー「KORG Poly-61」の音色と挙動をソフトウェア上で再現しています。独自のC++ネイティブコードで書かれており、軽量なPC環境でも動作可能です。 - 拡張されたポリフォニーとユニゾンモード
オリジナルよりも多くの音を同時発音できるようになっており、ユニゾンモードも搭載。より厚みのあるサウンドを実現できます。 - パラメータ解像度の向上
元のハードウェアでは細かく調整しづらかった設定も、ソフトウェアならではの高解像度で滑らかに操作可能です。 - 追加のエンハンスメント機能
・VCAエンベロープ・ジェネレーターなど、オリジナルにない機能を追加
・音作りの幅が広がります - 内蔵エフェクト機能
以下のエフェクトが搭載されており、別途プラグインを挿す必要がありません。
・フェイザー
・コーラス
・アンサンブル - プリセットブラウザ付き代替パネル
視覚的にもわかりやすく、プリセットの検索・選択が簡単です。 - インターフェースのリサイズ対応
標準バージョンではGUIサイズの変更が可能。作業環境に応じて快適に使用できます。(※Nバージョンでは非対応) - MTS-ESP対応によるマイクロチューニング
ODDSoundが提供するMTS-ESPに対応しており、マイクロトーナル音楽に取り組むユーザーにも最適です。 - MIDI CCによるMIDIラーニング機能
すべてのパラメータをMIDIコントローラーで制御可能。ライブやDAW制作に便利です。 - 幅広いプラグインフォーマットに対応
Windows:VST2 / VST3 / CLAP / AAX
macOS:VST2 / VST3 / CLAP / AU / AAX(Universal Binary 2に対応)
Fury-68の使い方・活用法
Fury-68は、単にKORG Poly-61の音を再現するだけではありません。
高い再現性に加え、現代的な機能や自由度の高いエディット性を備えているため、さまざまな音楽制作の現場で効果的に活用できます。
以下に、具体的な活用例をいくつか挙げてご紹介します。
Fury-68の主な活用方法
- 80年代風シンセポップやレトロサウンドの制作
Fury-68の基本設計が1982年製のKORG Poly-61をベースにしているため、レトロなシンセサウンドを求めるジャンルには特に適しています。
ベース、パッド、ブラスなど当時の質感をリアルに再現できます。 - 映画音楽・ゲーム音楽でのレイヤー素材として活用
アナログらしい厚みのある音を重ねることで、空間を豊かに演出できます。
特にパッド系やアンビエント音色は、壮大なBGMや静かな場面の雰囲気作りに適しています。 - 軽量で高機能なのでラップトップ環境やモバイル制作でも安心
Fury-68はC++で軽量設計されているため、スペックの高くないPCでもサクサク動作します。
外出先でのアイデアスケッチや、軽量プロジェクトの中核として活躍します。 - プリセットを活用して即戦力サウンドを制作に導入
初期状態でフルバンクのプリセットが付属しており、即戦力の音色がすぐに使えます。
Kraftraum制作による高品質な音色なので、作曲のスタート地点としても最適です。 - MIDIコントローラーとの連携でライブパフォーマンスにも対応
すべてのパラメータがMIDI CCに対応しているため、外部コントローラーと組み合わせてリアルタイムに音色を操作可能。
ライブでの使用や、アナログ感のある手動エディットにも最適です。 - ユニゾンモードを活かしたリードシンセや分厚いサウンド作り
1音に複数の発音を重ねるユニゾン機能は、リード音やコードパッドに豊かな厚みを与えます。
EDMやシンフォニック系の音作りにも向いています。
Fury-68がおすすめな人
Fury-68は、KORG Poly-61をベースにしたアナログ系ソフトシンセとして高い完成度を誇りますが、その魅力を最大限に活かせるのは、ある特定のニーズやスタイルを持ったユーザーです。
ここでは、Fury-68が特におすすめできる人の特徴をまとめました。
Fury-68が向いているユーザーのタイプ
- 80年代シンセサウンドやレトロなアナログ音源に魅力を感じる人
Fury-68は1980年代の名機KORG Poly-61を忠実に再現しているため、当時の温かみやクセのある音が好きな人には特におすすめです。 - DTM初心者~中級者で、まずは高品質なフリーシンセを試したい人
Fury-68は無料でありながら、十分な機能と高音質を備えています。
初めてのシンセ選びにも最適です。 - CPU負荷が少ないソフト音源を求めている人
軽量なC++ネイティブコードで動作するため、古めのPCやノートPCでも快適に使用できます。 - シンプルな操作で音作りを楽しみたい人
複雑なモジュレーションやシンセ構造ではなく、直感的なUIで扱いやすいため、音作りに不慣れな方でも扱いやすいです。 - ライブパフォーマンスでも使えるシンセを探している人
全パラメータがMIDI CC対応で、外部MIDIコントローラーと組み合わせてのライブ操作にも対応できます。 - Poly-61の実機を所有していた、または触れたことがあり懐かしさを感じる人
「当時の音をまた再現したい」「音の質感を思い出したい」という方にも、Fury-68は強く響くでしょう。 - 音の幅を広げたい現役プロデューサーやコンポーザー
ユニゾンモードや内蔵エフェクトを駆使することで、現代的なサウンドにも応用可能です。
既存のシンセに“もう一色”を加えたいときにも便利です。
動作環境
Fury-68は以下の環境に対応しています。
- Windows
・32bit / 64bit 両対応
・レガシーOS向けには非リサイズGUI版も提供 - macOS
・Intel/ARMどちらのCPUにも対応(Universal Binary 2)
・OSが古い場合でも対応版あり(非リサイズGUI)
まとめ:Full Bucket Music「Fury-68」80年代の名機KORG Poly-61を再現しつつ進化させた無料シンセ!ユニゾンモード・高解像度パラメータ・エフェクト内蔵など、現代機能を融合した次世代ポリフォニック・シンセ|DTMプラグインセール
Fury-68は、KORG Poly-61のアナログ感を忠実に再現しつつ、現代の制作環境で使いやすいように進化したハイブリッド・ソフトシンセです。
・Fury-68はKORG Poly-61を再現したソフトシンセ
・ポリフォニーやエフェクト機能など、オリジナル以上の機能を搭載
・Windows/macOS両対応で、軽量な動作環境でも安定稼働
・GUIはリサイズ可能で操作性も◎
・MIDI Learnやマイクロチューニングなどの現代的な機能も充実
Fury-68は、懐かしいアナログサウンドの魅力を、今の制作スタイルに合わせてアップデートしたソフトシンセです。
これからアナログテイストの音作りに挑戦したい方にも、シンセ好きの上級者にもおすすめできる完成度。
公式マニュアルやプリセットも充実しているので、まずは一度その音を体験してみてください。

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