
音楽制作やマスタリングで、微細なニュアンスまでコントロールできるイコライザーを探していませんか?
Little EQは、直感的な操作性と高い音質を両立した、プロフェッショナル仕様のパラメトリックイコライザーです。
この記事では、Little EQの特徴や使い方、音作りのヒントまで詳しくご紹介します。
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Little EQ:音作りの自由度を広げるマスタリング向けイコライザー

Little EQは、Little Audioが開発した高品質なマスタリング向けパラメトリックイコライザーです。
直感的に使いやすいデザインと、高精細なサウンドクオリティを両立している点が特徴です。
ここでは、Little EQの基本機能、使い方、さらに音作りに役立つコツまで、わかりやすく紹介していきます。
Little EQの主な特徴
Little EQは、単なるイコライザーに留まらない柔軟なツールです。
その特長をまとめると、以下の通りです。
- 6バンドの柔軟なコントロール
- それぞれのバンドが個別に有効/無効を切り替え可能
- Low/Highはシェルフ、Bell、カットのモードに切り替え可能
- 中央の4つのバンドはBellカーブで細かく調整
- オーバーサンプリング対応
- 2倍、4倍、8倍のオーバーサンプリング設定が可能
- クリアな音質を保ちながら、不要な歪みを防止
- マスター/バイパス機能
- ワンクリックでイコライザーの効果を比較可能
- 必要に応じて瞬時にオンオフが切り替えられる
- スムーズなゲイン調整
- 大幅なブーストやカットでも音質が破綻しにくい
- デリケートなマスタリング作業にも適応
- 低負荷設計
- 軽量なプラグイン設計で、複数インサートしても動作が重くなりにくい
Little EQの基本操作方法

Little EQの操作はシンプルかつ直感的です。
基本的な使い方をまとめると、以下の手順となります。
- バンドの有効化
- 必要な周波数帯だけを選び、バンドをオンにする
- フィルタータイプの選択
- Low/Highの各バンドで、シェルフ/ベル/カットモードを選択
- 周波数、ゲイン、Q幅の設定
- 周波数(FREQ)ノブでターゲット周波数を選択
- ゲイン(GAIN)ノブでブーストまたはカット量を設定
- Q幅(WIDTH)ノブでフィルターの幅を調整
- オーバーサンプリングの設定
- 必要に応じて、オーバーサンプリングを2x/4x/8xから選ぶ
- バイパス比較
- プラグイン全体または個別バンドでオンオフを切り替え、効果を比較
Little EQの応用的な使い方

Little EQは、単なる音の整えに留まらず、クリエイティブな音作りにも役立ちます。
応用テクニックを紹介します。
- 中域をややブーストして存在感を出す
- 1kHz〜3kHz帯を軽く持ち上げることで、音像に前に出る感覚を与えられる
- 高域をシェルフで持ち上げ、エア感をプラス
- 10kHz以上をシェルフで少し上げると、ミックスに空気感が加わる
- ローエンドの整理
- 30Hz以下をカットすることで、無駄な低域エネルギーを除去
- 耳障りな帯域をピンポイントで削る
- 4kHz〜6kHz付近のピークを細めのQで少しカットすると、耳あたりが柔らかくなる
プリセット機能について
Little EQには、便利なプリセット機能も用意されています。
- 初期プリセットの選択
- あらかじめ用意された基本的なプリセットを呼び出し、そこから微調整が可能
- カスタムプリセットの保存
- 自分好みに作り込んだ設定をプリセットとして保存できる
- 複数の設定を比較しやすい
- プリセットを使えば、音の方向性をスムーズに試行錯誤できる
Little EQと一緒に使いたいツール
Little Audioの他のプラグインと組み合わせることで、さらに音作りの幅が広がります。
- Manual Equalizer
- 直感的に曲線を描きながらEQ設定ができるツール
- Little EQと違い、グラフィカルな操作が可能
- Manual Saturation
- アナログライクなサチュレーションを加えるためのプラグイン
- EQだけでは出せない、暖かみや厚みを加えることができる
このように、Little EQを中心に据えつつ、他のツールも合わせて使うことで、音楽制作やマスタリング作業をさらにレベルアップできます。
まとめ:Little Audio「Little EQ」マスタリングもミキシングも自由自在!6バンド構成・高精細オーバーサンプリング対応・低負荷設計でプロクオリティを実現するパラメトリックイコライザー|DTMプラグインセール
Little EQは、シンプルな操作性とプロフェッショナル品質を兼ね備えた、非常に頼もしいイコライザープラグインです。
今回の記事では、Little EQについて以下の内容を解説しました。
- 6バンド構成による柔軟な音作り
- シェルフ、ベル、カットモードの切り替え機能
- オーバーサンプリングによる高精細なサウンド
- バイパス機能で簡単に効果を比較
- プリセット機能で効率的に音作りを進める
- Manual EqualizerやManual Saturationとの併用でさらに表現力アップ
Little EQは、シンプルな設計ながらも非常に深いコントロール性を持っています。
音のクオリティを妥協したくない人や、制作現場でスムーズに作業を進めたい人には、ぜひ一度試してほしいツールです。
あなたの作品をワンランクアップさせる強力な武器になるでしょう。

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