
民族音楽の温もりと現代的なサウンドデザインが見事に融合した「Ethno Fury」。
映画やゲーム、エレクトロニカなど多様なジャンルに対応するこのライブラリは、世界中の伝統音楽をインスピレーションの源として活用できる音源です。
この記事では、その特徴と活用法、どんな人におすすめなのかを詳しくご紹介します。
Ethno Fury by Sample Logic:究極のワールドインストゥルメント&ボーカル音源

世界中の民族楽器と現代的なサウンドデザインを融合させた、究極のワールドインストゥルメント&ボーカル音源。
それが「Ethno Fury」です。
Kontaktフルバージョン(v6.8.0以降)専用のこのライブラリは、映画音楽やゲーム音楽、エレクトロニック系の制作において、多彩でユニークなサウンドを提供してくれます。
Sample Logic「Ethno Fury」の価格

Ethno Furyの特徴と機能の詳細

Ethno Furyの特徴と機能は、以下の通りです。
圧倒的な音色数とプリセット
- 661種類の楽器&プリセットを収録。
世界各地の音楽文化を反映したサウンドが満載で、クリエイティブな制作に即活用できます。 - 2,000以上のオーディオサンプルを収録。
サンプルはすべて高音質(44.1kHz/24bit)で、Kontaktのロスレス圧縮を利用しています。
サウンドの構成と素材
- マルチサンプルによる伝統的な世界楽器
例として以下のような楽器を含みます:- 古代のリュートや弦楽器(コードフォーン)
- デリケートなパーカッションと衝撃音
- フルートや木管、民族的な吹奏楽器
- 有機的なボーカルやヴォイスフレーズ
- シンセ要素やウェーブテーブルとのハイブリッド音色
- 374種類のWAV形式ボーナス・オーディオフレーズも付属(48kHz/24bit, 700MB)
音作りの柔軟性
- ハイブリッド・サウンド設計
伝統的な音色にモダンなシンセやテクスチャーを加えた、独自のサウンドスケープを実現。 - ホットスワップ式エフェクトチェーン
好きなエフェクトを自由に差し替えられ、音色の変化が自在。 - 高度なランダマイズ機能
直感的な操作でインスピレーションを即座に得られる「インテリジェント・ランダム化」が搭載。 - お気に入りプリセットの保存機能付き
作業中に気に入ったプリセットをワンクリックで保存し、次回すぐに呼び出せます。
操作性・UI
- ユーザーインターフェースはシンプルで直感的
音源を選んで、音色を調整して、エフェクトを加える。すべての工程がストレスなく行えます。 - ダイナミックなメタタグブラウジング機能
音色を以下のようなカテゴリでフィルタして探せます:- 「Acoustic」「Organic」「Ambient」「Drone」
- 「Percussive」「Vocal」「Synth」「Plucked」など多数
Ethno Furyの使い方・活用法

Ethno Furyは、単なる民族音源ではありません。
映画やゲームのスコアリング、エレクトロニックミュージック、アンビエント系の制作まで幅広く対応できる、非常に柔軟なライブラリです。
以下に、具体的な活用法を用途別にご紹介します。
- 映画音楽のスコアリングに使う
- 登場人物の背景に民族的な要素を加えることで、物語に深みを持たせられます。
- サスペンスや冒険シーンにおける緊張感や神秘性の演出にも最適です。
- ゲーム音楽に取り入れる
- RPGやファンタジー系ゲームの「村」「ダンジョン」「神殿」など、特定の世界観を演出する際に、自然で多様な音色が活躍します。
- ステージごとに異なる文化圏を表現するための素材として、非常に重宝されます。
- エレクトロニックミュージックのスパイスとして
- シンセ主体の楽曲に、有機的で民族的なテイストを加えることで、新鮮な印象を与えることができます。
- ドローンやパーカッションなどをループとして組み込むだけで、個性的なトラックに仕上がります。
- アンビエントやヒーリング系のBGM制作
- フルートやベル系の優しい音色、自然に近い素材を使うことで、リラックス空間を作るBGMにもぴったりです。
- 瞑想、ヨガ、スパ向けの音楽制作でも活躍します。
- CM・ドキュメンタリー・舞台音楽などの演出に
- 異文化や歴史、自然をテーマにした映像作品での演出音楽に向いています。
- 観る人の「聴覚」に強く訴える音が多く、短尺でも印象を残せます。
Ethno Furyがおすすめの人
Ethno Furyは、そのサウンドの多様性と操作性から、初心者からプロまで幅広いクリエイターに支持されています。
特に以下のようなニーズを持っている方には強くおすすめできます。
- 映画・映像音楽の作曲家
- 世界観に厚みを加える「民族的な響き」や「現代的な音の融合」を求める方に最適です。
- 登場人物のルーツやストーリー背景をサウンドで描写したい時に活躍します。
- ゲーム音楽クリエイター
- ファンタジー、歴史、異世界などの多彩なステージ構成に合わせて、シーンごとに異なるテクスチャを使い分けたい人向け。
- 戦闘・探索・町・神殿といったシーン別のBGM制作で説得力ある演出が可能です。
- トレーラーやCM制作者
- インパクトのある印象的な音素材が豊富なので、短尺でも“引き込む”演出がしやすくなります。
- 視聴者に「何か特別なもの」を感じさせたい時に効果的です。
- エレクトロニカやアンビエント系アーティスト
- 有機的な質感を楽曲に加えることで、没入感や深みを演出できます。
- 民族楽器とシンセを融合した新しいサウンドを追求したい人に向いています。
- サンプルベースで作曲するビートメイカー
- 高品質なワンショットやフレーズ素材が豊富にあるため、即戦力として使えます。
- 独自性のあるトラックメイキングを目指している方におすすめです。
- 音楽制作に新しい刺激を求めている人
- 「いつもと違う音が欲しい」「新しいジャンルに挑戦したい」と感じている方に、特におすすめです。
- インスピレーションの源として、音作りの幅を広げてくれる音源です。
動作環境
- メディア作曲に最適
映画、ゲーム、ドキュメンタリー、トレーラーなど、どんなジャンルにもフィットする音色設計。 - Kontaktフル版必須(無料のKontakt Playerでは動作不可)
対応バージョン:Kontakt 6.8.0以上 - 対応OS・環境
- macOS 10.11以降/Windows 10以降
- IntelまたはApple Silicon(Rosetta対応/ARMネイティブ)
- 最低4GB RAM(推奨6GB)
- 必要ディスク容量:約4.13GB
まとめ:Sample Logic「Ethno Fury」2民族音源は使いづらい”という先入観を覆す!初心者でも直感的に扱える、多様な民族楽器×シンセ×現代的サウンドの究極ハイブリッド音源|DTMプラグインセール
「Ethno Fury」は、単なるサンプル集ではありません。
文化の奥深さと音の美しさを現代の音楽制作に融合させた、まさに“音の旅”とも言えるライブラリです。
この記事では「Ethno Fury」の特徴、活用法、どんな人におすすめかを紹介しました。
- 661種類の楽器・プリセットと2,000以上のサンプルを収録
- 民族楽器とシンセサウンドのハイブリッド設計
- 映画・ゲーム・CMなど幅広いジャンルに対応
- 操作性が高く、インスピレーションを得やすい設計
- 作曲家から高評価を受ける、実践的なライブラリ
以上のように、Ethno Furyはサウンド面でも操作面でも非常に優れた音源です。
「定番の音だけでは物足りない」「作品に深みを出したい」と感じている方には、まさにぴったりの選択肢です。
ぜひあなたの制作にEthno Furyを取り入れて、音の新たな地平を体験してみてください。