
Monolithは、無限の可能性を持つベースエンジンとして、シネマティック、エレクトロニック、ローファイなど幅広い音楽ジャンルに対応した強力なサウンドデザインツールです。
85種類の高解像度サンプルや350以上のプリセットを搭載し、直感的な操作で自在に音作りが可能。
この記事では、Monolithの機能、特徴、基本操作を詳しく解説します。

Monolith – 究極の無限ベースエンジン
Monolithは、Artistry Audioが提供する無限の可能性を持つベースエンジンです。
シネマティック、エレクトロニック、ローファイ、ダウンテンポ、オーガニックサウンドなど、あらゆる音楽ジャンルに対応し、ユーザー自身のサンプルを取り込むことで無限の音作りが可能になります。
Monolithの主要機能と特徴

Monolithは、シネマティック、エレクトロニック、ローファイ、ダウンテンポなど幅広いジャンルで活躍する無限ベースエンジンです。
その機能の充実度は、単なるベース音源を超え、完全なサウンドデザインツールと呼ぶにふさわしいものです。
ここでは、Monolithの主要機能と特徴について詳細に解説し、どのように活用できるのかを紹介します。
豊富な音源ライブラリ – 85種類のサンプルと無限のカスタマイズ
Monolithには、85種類の高解像度ベースサンプルが収録されています。
これらは、シンプルなワンショットから、ダイナミックなシンセベースまで多岐にわたります。
収録されているサウンドカテゴリー
- Subs(サブベース):
超低域を支える重厚なサウンド - Bass(ベース):
ローからミッドレンジまでのベースライン用音源 - Plucks(プラック):
アタックが強調された短いサウンド - Orchestral(オーケストラ):
ブラスやストリングスを模したシネマティックな音色 - Keys(キーボード系):
ピアノやエレピなど、鍵盤楽器のような質感 - Synths(シンセ系):
エレクトロニックミュージック向けの多彩なシンセベース
さらに、独自のサンプルをインポート可能なので、他のライブラリと組み合わせたり、自分だけのオリジナルサウンドを作成したりできます。
強力なプリセットシステム – すぐに使える即戦力サウンド
Monolithには、豊富なプリセットが用意されており、プロのトラックメイキングをサポートします。
- マスタープリセット(350種類以上)
- すぐにミックスに馴染むように加工済み
- 2つのレイヤーを組み合わせた完成形の音色
- コアプリセット(200種類以上)
- 1つのレイヤーのサウンドを決める個別プリセット
- より細かい音作りが可能
- エフェクトプリセット(100種類以上)
- 空間系、歪み系、モジュレーション系のエフェクトを適用済み
- アルペジエータープリセット(50種類以上)
- シーケンスやリズムパターンを含む
これらのプリセットを組み合わせることで、初心者でも即戦力のサウンドが作成可能です。
直感的なエディット機能 – レイヤーごとに細かく音作り
Monolithは、2つの独立したレイヤーでサウンドを構築します。
各レイヤーには、個別のエディット機能が用意されており、細かな調整が可能です。
- 音源の変更:各レイヤーごとに異なるサンプルを設定可能
- ボリューム、パン、トランスポーズ:基本的なミキシング調整が可能
- ADSRエンベロープ:アタック・ディケイ・サステイン・リリースを調整可能
- フィルターコントロール:
- 12種類のフィルタータイプ(ローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチなど)
- フィルターエンベロープで時間的な変化を加えられる
Monolithの使い方(基本操作)を徹底解説

Monolithは、強力なベースエンジンとして多彩な機能を備えていますが、その使い方は直感的で、Kontaktの基本操作を理解していればすぐに使いこなせます。
ここでは、基本操作の流れを詳細に解説し、初心者でもスムーズに扱えるように説明します。
プリセットの選択 – 即戦力のサウンドを活用する
Monolithには350以上のマスタープリセットと、さらに細かく調整可能な200以上のコアプリセットが用意されています。
これを活用すれば、即戦力のサウンドを瞬時にロードできます。
プリセットの選択方法
- メイン画面上部の矢印ボタンをクリックし、マスタープリセットを変更
- これにより、両方のレイヤーが新しい音に切り替わる
- コアプリセットを個別に変更(片方のレイヤーのみ変更したい場合)
- 「Core A」「Core B」タブの横にある矢印をクリック
- プリセットリストを開く
- コアプリセット名をクリックすると、リストが表示される
- 「タグ検索」で特定のサウンドをすぐに見つけられる
フィルター機能を活用
- Basic:ワンショットのシンプルな音源
- Looped:ループ再生する音源
- Motion:すでにモジュレーションが組み込まれている音源
- Arp:アルペジオが適用された音源
サウンドのカスタマイズ – レイヤーごとに音を作り込む
Monolithでは、2つのレイヤー(Core A / Core B)を組み合わせて音を作ります。
各レイヤーには独立したサウンド設定があり、これを活用することで複雑な音作りが可能になります。
レイヤーの基本操作
- レイヤーのミュート/ソロ
- 各レイヤーの左側にある「スピーカーアイコン」をクリック
- 片方のレイヤーだけ試聴することも可能
- レイヤー設定のコピー・ペースト
- 「三点メニュー」から、レイヤー設定をコピーし、もう片方に適用
- ランダム化機能(サウンドの一新)
- 各レイヤー横の「サイコロアイコン」をクリックでランダムなサウンド生成
- オプション
- Core Only(コアプリセットのみランダム化)
- Source Only(サンプルのみランダム化)
- Core & Source(両方ランダム化)
- Random Page Settings(エディットとエフェクトのみランダム化)
基本エディット機能
- ボリューム & パン:
各レイヤーの音量や左右の定位を調整 - トランスポーズ:
音程を上下に移動(±36セミトーン) - ADSRエンベロープ:
アタック・ディケイ・サステイン・リリースを調整し、音の動きを変更
エフェクトの適用 – サウンドに深みを加える
Monolithには、レイヤーごとに適用できる「レイヤーFX」と、全体に適用できる「マスターFX」の2種類があります。
レイヤーFX(各レイヤーごとに適用)
- FXを追加する
- レイヤーの「FXセクション」から最大4つのエフェクトを選択
- エフェクトの種類(16種類)
- フィルター系:ローパス、ハイパス
- ダイナミクス系:コンプレッサー、リミッター
- ディストーション系:サチュレーション、オーバードライブ
- モジュレーション系:コーラス、フランジャー、フェイザー
- 空間系:リバーブ、ディレイ
マスターFX(全体の音に適用)
- EQ(4バンド):各帯域を調整
- チューブサチュレーション(Mild, Mid, Hotの3種類)
- ディレイ(モダン、アナログ、テープなど)
- リバーブ(ルーム、ホール)
「Big Knob(マクロコントロール)」を使えば、複数のエフェクトを1つのノブで操作できます。
シーケンサー & アルペジエーター – 複雑なリズムを作成
シーケンサーの使い方
- 「SEQ」タブを開く
- 最大10種類のシーケンスパターンを選択
- 調整可能なパラメータ
- ボリューム変化
- フィルターカットオフの変化
- パン(左右の定位)の移動
- スピード調整(DAWと同期可能)
アルペジエーターの使い方
- 「ARP」タブを開く
- 最大16ステップのアルペジエーターを調整
- 調整可能なパラメータ
- オクターブ(音域を広げる)
- ゲート(ノートの長さ)
- 確率(Probability)(ランダム要素を加える)
- スウィング調整(グルーヴ感を作る)
ランダム化機能 – ワンクリックで新しいサウンドを作成
Monolithの**「Randomize」機能**を使えば、サウンドデザインの幅が無限に広がります。
ランダム化の手順
- 右上の「サイコロアイコン」をクリック
- ランダム化の範囲を選択
- コアプリセットのみランダム化
- サンプルのみランダム化
- エディット設定のみランダム化
ランダム化を活用することで、思いもよらないサウンドを発見することが可能です。
Monolithはこんな人におすすめ
- 映画音楽やゲーム音楽のプロデューサー
- シネマティックで深みのあるベースが求められる制作に最適
- エレクトロニック、ローファイ、ダウンテンポ系のアーティスト
- ダークで厚みのあるベースサウンドを直感的に作れる
- サウンドデザインを極めたいクリエイター
- 高度なエフェクト、モジュレーション、LFOを活用し、唯一無二のサウンドを作成可能
- Kontaktベースの楽器を使いこなしたい人
- 無料のKontakt Playerで使用可能なので、追加コストなしで利用できる
Monolithの基本情報・動作環境
- 製品タイプ: Kontakt Player/NKS対応インストゥルメント
- カテゴリー: 無限ベースエンジン(Infinite Bass Engine)
- 互換性: Free Kontakt Player、Kontakt 6.7.1以上
- 収録音源: 85種類のマルチサンプル楽器、無制限のユーザーインポートサンプル
- 収録プリセット:
- 350種類のマスタープリセット
- 200以上のコアプリセット
- 100以上のエフェクトプリセット
- 50以上のアルペジエータープリセット
- ダウンロードサイズ: 3.96GB(解凍後5.72GB)
- 動作環境: MacOS 11+ / Windows 10+、4GB以上のRAM
- 価格: $149
まとめ:【3/24 18時まで 75%OFF】Artistry Audio「Monolith」エレクトロニック、シネマティック、ダウンテンポ、ローファイ…どんなジャンルにもフィットする万能ベース音源!16種類のレイヤーFX、6種類のマスターFX、そして無限のカスタマイズ性を持つサウンドツール|DTMプラグインセール
Monolithは、シンプルな操作でプロ仕様のベースサウンドを生み出せる最先端の音源です。
- 85種類の高解像度ベースサンプルを収録し、
無限のカスタマイズが可能 - 350以上のプリセットを搭載し、
即戦力のサウンドを簡単に利用できる - 2つの独立したレイヤーを組み合わせ、
多彩なサウンドデザインが可能 - 16種類のレイヤーFXと6種類のマスターFXで、
自在に音を加工 - シーケンサー&アルペジエーターを活用し、
ダイナミックなリズムを作成 - ランダム化機能で無限のサウンドバリエーションを生成
シネマティックな重厚ベースから、エレクトロニックな歪んだ低音まで、幅広い表現が可能なMonolith。
プロの音楽制作に必須のツールです。
