
CVA Labs THD Meterは、THDやTHD+N、IMDなどを高精度に測定できるオーディオ解析ツールです。
VST3プラグインとスタンドアロンアプリの両方に対応し、機材やプラグインの性能をリアルタイムで詳しく分析できます。
この記事では、主な機能や特徴、対応環境について分かりやすく紹介します。
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CVA Labs THD Meter:THD・THD+N・IMDを高精度に測定できるオーディオ解析ツール

CVA Labs THD Meterは、一般的なスペクトラムアナライザーよりも測定用途に特化した機能を数多く搭載しています。
主な特徴は以下のとおりです。
- THD(全高調波歪率)をリアルタイムで測定
- THD+N(歪み+ノイズ)をリアルタイムで表示
- IMD(相互変調歪み)の測定に対応
- FFT解析による高精度なスペクトラム表示
- 高調波ごとのレベルを個別に確認可能
- 内蔵シグナルジェネレーターを搭載
- VST3プラグインとスタンドアロンアプリに対応
- Windows・macOSの両方で利用可能
測定できる項目
THD Meterでは、オーディオ信号のさまざまな特性をリアルタイムで確認できます。
測定できる主な項目は以下のとおりです。
- THD(全高調波歪率)
- THD+N(全高調波歪率+ノイズ)
- 基本周波数
- 基本波レベル(dBFS)
- サンプルピーク
- RMSレベル
- DC成分
- クリッピングの検出
測定値はリアルタイムで更新されるため、機材やプラグインの設定変更による違いもすぐに確認できます。
内蔵シグナルジェネレーター
測定用の信号を生成できるシグナルジェネレーターを標準搭載しています。
別の信号発生ソフトを用意しなくても、そのまま測定を始められます。
利用できる信号は以下のとおりです。
- サイン波
- SMPTE方式の2トーン信号(60Hz+7kHz、4:1比率)
- ホワイトノイズ
- ピンクノイズ
新しく起動したインスタンスはミュート状態から開始されるため、安全に測定を始められます。
また、ゲインの切り替えも滑らかに行われます。
高精度FFT解析エンジン
解析エンジンには32,768サンプルFFTを採用しています。
さらに、高精度な周波数解析を実現するため、以下の技術を組み合わせています。
- 32,768サンプルFFT
- 4項Blackman-Harrisウィンドウ
- Log-Parabolic周波数補間
これにより、基本周波数を高い精度で追跡できます。
高調波解析(H2〜H15)
高調波の解析機能も充実しています。
スペクトラム上に高調波マーカーを表示するだけでなく、各高調波を個別に確認できます。
表示できる内容は以下のとおりです。
- H2〜H15までの高調波レベル
- dBc表示
- パーセント表示
- リアルタイムスペクトラム
どの高調波がどれだけ発生しているかを細かく把握できます。
詳細な測定コントロール
測定精度を高めるための各種コントロールも搭載しています。
リファレンス周波数ロック
測定対象の基準周波数を固定できます。
強いサチュレーションによって高調波が基本波より大きくなった場合でも、測定対象を正しく追跡できます。
測定帯域・高調波数の設定
測定範囲を自由に変更できます。
設定できる内容は以下のとおりです。
- 周波数帯域
- 測定する高調波の上限
用途に合わせた柔軟な測定が可能です。
Exponential Power Averaging
表示の安定性を高める平均化機能です。
以下の設定を選択できます。
- Off
- 4フレーム
- 16フレーム
周波数やレベルが大きく変化した場合は、自動的に平均化をリセットします。
Freezeモード
表示や測定値を一時停止できます。
音声処理は継続したまま解析画面だけを停止できるため、測定結果をじっくり確認したい場面で便利です。
A/B比較機能
測定結果を保存し、現在の結果と比較できます。
機材やプラグインの違いを確認したい場合に役立つ機能です。
利用できる機能は以下のとおりです。
- Store Aで測定結果を保存
- Clear Aで保存データを削除
- スペクトラムを重ねて比較
視覚的に違いを確認しやすくなっています。
CSVエクスポート
測定結果はCSV形式で保存できます。
保存できる情報は以下のとおりです。
- 現在の測定値
- 保存したAデータ
- 測定パラメーター
- 高調波データ
外部ソフトでグラフ化したり、測定記録として保存したりする用途にも適しています。
柔軟な測定ワークフロー
さまざまな測定環境に対応できる設計です。
利用できる主な構成は以下のとおりです。
- Generator → DUT → Analyzerのシリアル測定
- オーディオインターフェースを利用したループバック測定
- スタンドアロンアプリとしての入出力測定
ハードウェアとソフトウェアの両方を同じツールで解析できます。
安定したリアルタイム動作
内部ではロックフリーのバックグラウンド処理を採用しています。
FFT解析や画面描画によってオーディオ処理が待たされることがないため、リアルタイム測定でも安定した動作を維持できます。
対応環境
CVA Labs THD Meterは以下の環境に対応しています。
- Windows
- スタンドアロンアプリ(.exe)
- 64bit VST3
- macOS
- スタンドアロンアプリ(.app)
- Universal VST3(Apple Silicon・Intel対応)
まとめ:CVA Labs「THD Meter」THD・THD+N・IMD・高調波をリアルタイムで測定できる高精度オーディオ解析ツール|DTMプラグインセール
CVA Labs THD Meterは、THDやTHD+N、IMDを高精度に解析できる測定ツールです。
高解像度FFTや高調波解析、内蔵シグナルジェネレーター、A/B比較、CSVエクスポートなど、測定に必要な機能を幅広く備えています。
ハードウェア機器の評価から、アナログモデリングプラグインの解析まで幅広く活用できるため、本格的なオーディオ測定を行いたい方に適したツールです。
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