
MICROは、入力された音をリアルタイムで記録し、その音を細かなグレインとして再構築するグラニュラー・グリッチエフェクトです。
音を刻んだり、逆再生したり、歪ませたりと、多彩な加工を組み合わせながら独創的なサウンドを作れます。
この記事では、MICROの特徴や機能、できることを詳しく紹介します。
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MICRO:過去の音をリアルタイムで再構築するグラニュラー・グリッチエフェクト

MICROは、入力された音を16秒間記録し続け、その中から必要な部分だけを切り出して再生します。
一般的なディレイやリバーブとは異なり、過去の音を自由に並べ替えながら新しいサウンドを作れるのが大きな特徴です。
主な特徴はこちらです。
- グラニュラー方式によるリアルタイムグリッチエフェクト
- 最大4種類のエフェクトを同時使用可能
- 最大16秒間のオーディオを常時記録
- FREEZE・LOOP機能を搭載
- 4基のLFOによるモジュレーション
- マスターフィルターを搭載
- 30種類のプリセットを収録
- VST3とスタンドアロン版を用意
4つのエフェクトモジュール
MICROには4種類のエフェクトモジュールが搭載されています。
それぞれ独立して動作し、同時に組み合わせて使用できます。
各モジュールには共通して8種類のパラメーターが用意されています。
調整できる内容は次のとおりです。
- Density(発生密度)
- Size(グレインサイズ)
- Pitch(ピッチ)
- Stereo Spread(ステレオの広がり)
- Level(音量)
- 3種類のキャラクター設定
4つすべてを重ねることで、大胆で複雑なグリッチサウンドを作成できます。
GLITCH
音をランダムに散らし、不規則なリズムや断片的なサウンドを作ります。
STUTTER
短いフレーズを高速で繰り返し再生し、スタッター効果を生み出します。
REVERSE
切り出したグレインを逆再生し、独特の浮遊感や吸い込まれるようなサウンドを演出します。
DISTO
グレインごとに歪みを加え、質感を大きく変化させます。
DISTOモジュールは5種類の歪みを搭載
DISTOモジュールでは、グレイン単位で歪み方を変更できます。
利用できるカーブは次の5種類です。
- DRIVE(tanh)
- FOLD(ウェーブフォールディング)
- SHAPER(キュービックシェイパー)
- REDUX(ビットクラッシュ・サンプルレート低下)
- CHAOTIC(不安定なフィードバック)
グレインが生成された時点で歪みの特性が固定されるため、それぞれ異なる質感を持った音が重なり合います。
16秒間のオーディオメモリー
MICROは入力された音を常に録音し続けます。
16秒分のバッファを持ち、その中からグレインを取り出して再生します。
特徴は次のとおりです。
- 常に最新16秒を保存
- 最大32個のグレインを同時再生
- それぞれ異なる位置から音を読み出す
そのため、同じ入力音でも毎回異なる表情を持つサウンドを作り出せます。
FREEZEとLOOP機能
FREEZEとLOOP機能は、以下の通りです。
FREEZE
FREEZEを有効にすると、その瞬間の音を固定します。
約250msの範囲だけを繰り返し参照するため、時間が止まったようなアンビエントテクスチャを作成できます。
LOOP
LOOPでは直前の演奏をテンポに合わせてループ再生できます。
利用できる長さは次の4種類です。
- 1小節
- 2小節
- 4小節
- 8小節
さらに、クリックした位置に合わせて自動的に小節単位へスナップするAutoslice機能も搭載しています。
波形上でループ範囲を手動で移動することも可能です。
FREEZEとLOOPはどちらもオートメーションに対応しています。
4基のLFOによるモジュレーション
MICROには4基のLFOが搭載されています。
各LFOは自由に設定でき、エフェクトへ動きを与えられます。
主な特徴はこちらです。
- 波形を選択可能
- フリー動作・テンポ同期の両方に対応
- 付点・3連符にも対応
- 最大8か所までルーティング可能
- モジュールのON/OFFをLFOで制御可能
モジュレーション中のノブにはカラーリングが表示されるため、どのパラメーターが動いているか一目で確認できます。
MODULATION画面では、すべてのモジュレーション設定を一覧で管理できます。
マスターフィルター
ウェット信号専用のマスターフィルターを搭載しています。
選択できるフィルタータイプは次の3種類です。
- ローパス
- バンドパス
- ハイパス
レゾナンスも調整できるため、エフェクト後の音作りまで細かく行えます。
30種類のプリセットを収録
MICROには30種類のファクトリープリセットが用意されています。
ジャンルごとに分類されているため、目的に合わせて選びやすくなっています。
収録カテゴリーはこちらです。
- SUBTLE
- RHYTHMIC
- TEXTURES
- REVERSE
- LO-FI
- CHAOS
初めて使う場合でも、プリセットを読み込むだけでMICROのサウンドをすぐに試せます。
サウンドデザインでの活用例
MICROはさまざまな素材に使用できます。
例えば次のような場面で活躍します。
- ドラムループを細かく刻んでリズムを変化させる
- シンセパッドをアンビエントテクスチャへ変化させる
- ボーカルにグリッチ演出を加える
- 効果音や映像作品向けのサウンドデザイン
- Lo-Fiや実験音楽の制作
- ライブパフォーマンスでリアルタイムに音を変化させる
複数のモジュールとLFOを組み合わせることで、時間とともに変化し続ける複雑なサウンドも作成できます。
対応環境
MICROはWindows向けに提供されています。
対応内容は次のとおりです。
- Windows 10 / 11(64bit)
- VST3
- スタンドアロンアプリケーション
DAW上での使用はもちろん、単体アプリケーションとしても利用できます。
まとめ:Sound Overflow「MICRO」過去16秒間の音をリアルタイムで再構築し、グリッチ・スタッター・逆再生・ディストーションを自由に組み合わせられるグラニュラーエフェクト|DTMプラグインセール
MICROは、入力された音を常時記録し、その音をグレインとして自由に再構築できるグラニュラー・グリッチエフェクトです。
4つのエフェクトモジュール、16秒のメモリー、FREEZE・LOOP機能、4基のLFOを組み合わせることで、シンプルな音源から複雑で変化し続けるサウンドまで幅広く作り出せます。
ドラムのグリッチ加工からアンビエント制作、サウンドデザインまで対応できるため、独創的な音作りを楽しみたい方に適したプラグインです。
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