
Harmonic DJは、手持ちの音楽ライブラリを解析し、ハーモニックミックスをサポートするDJ向けソフトです。
キーやBPMだけでなく、曲の入りと終わりのハーモニーまで考慮しながら、自然につながるトラックリストを作成できます。
この記事では、Harmonic DJの特徴や主な機能、できることを分かりやすく紹介します。
無料配布
Harmonic DJ:楽曲ライブラリから最適なDJミックスを作成できるソフト

Harmonic DJは、手持ちの音楽ライブラリを解析し、ハーモニックミックスをサポートするスタンドアロンアプリケーションです。
キーやBPMだけではなく、楽曲の始まりと終わりのハーモニーも解析し、自然につながる楽曲の組み合わせを見つけられます。
主な特徴は次のとおりです。
- 手持ちの音楽ライブラリをローカルで解析
- キー・モード・BPM・ラウドネスを分析
- ミックス全体を考慮したトラックリストを作成
- 楽曲同士の相性を比較できる
- Windows・macOS・Linuxに対応
解析はすべてローカル環境で実行されるため、音源を外部へアップロードする必要はありません。
Harmonic DJの特徴
Harmonic DJは、DJの判断を補助するツールとして設計されています。
ソフトが自動で最終的な選曲を決めるのではなく、候補を提示し、実際に採用するかどうかはユーザー自身が耳で判断します。
主な特徴は以下のとおりです。
- ハーモニックミックスを効率化できる
- ミックス全体を考慮したルートを作成できる
- ライブラリを検索・管理しやすい
- お気に入りの組み合わせを保存できる
- ローカル環境だけで利用できる
楽曲のリズムや展開、エネルギー感などは自動で判断せず、DJ自身の感覚を活かしながら作業を進められます。
楽曲ライブラリを解析できる
最初に楽曲フォルダーを登録すると、ライブラリの解析が始まります。
解析中でもライブラリを閲覧したり、楽曲を試聴したりできるため、待ち時間を有効に使えます。
解析によって取得できる情報は次のとおりです。
- キー
- モード
- BPM
- ラウドネス
- 楽曲情報
- ハーモニック解析結果
解析結果はライブラリに保存されるため、毎回同じ楽曲を解析し直す必要はありません。
モードまで識別できるキー解析
Harmonic DJは、メジャーとマイナーだけで楽曲を分類しません。
モーダル解析に対応しており、より細かな音楽的な違いを判別できます。
識別できるモードは次のとおりです。
- Ionian
- Dorian
- Phrygian
- Lydian
- Mixolydian
- Aeolian
これにより、より細かなハーモニーの違いを考慮したミックスを作成できます。
曲の入りと終わりを別々に解析
一般的なキー解析ソフトでは、楽曲全体を1つのキーとして扱うことがあります。
一方でHarmonic DJは、曲の前半と後半を別々に分析し、入りと終わりで異なるキーやモードを考慮できます。
そのため、
- 曲の終わりから次の曲へのつながり
- ミックス開始時の印象
- 曲順全体の流れ
まで考慮したトラックリストを作成できます。
ミックス全体を自動生成できる
Harmonic DJでは、楽曲同士を1曲ずつ比較するだけではなく、ミックス全体の流れを考えながらトラックリストを生成します。
ミックス作成時には、さまざまな条件を設定できます。
- 曲数
- BPMの扱い
- 使用するキー
- グループ
- トランジションルール
- トランジションプロファイル
生成後も何度でも再計算できるため、より良い組み合わせを探せます。
気に入った曲順だけを残して再生成できる
ミックスを作成していると、一部だけ変更したい場面があります。
Harmonic DJでは、気に入った位置を固定したまま、残りだけ再生成できます。
例えば、
- 1曲目は固定する
- 中盤だけ変更する
- 特定の楽曲を除外する
- 別の候補を探す
といった調整が可能です。
完成したミックス全体を崩さずに改善できます。
Gem Finderで次の1曲を探せる
Gem Finderは、次につなぐ1曲を探すための機能です。
ミックス全体を自動生成するのではなく、現在の曲に合う候補だけを表示します。
利用できる機能は次のとおりです。
- 次の候補曲を検索
- ハーモニーの条件を変更
- 候補を試聴
- 良い組み合わせを保存
- 後から再利用
候補はあくまでも提案であり、実際に採用するかどうかは試聴して判断できます。
トランジションを保存して再利用できる
気に入った曲同士のつながりは保存できます。
保存した組み合わせは後から検索でき、別のミックスでも活用できます。
保存できる内容は次のようなものです。
- 曲Aから曲Bへの遷移
- 評価
- 一覧表示
- 再利用
逆方向の組み合わせは自動で登録されないため、「どちら向きにつながるか」も管理できます。
ライブラリ管理機能も充実
ライブラリ内の楽曲はさまざまな方法で管理できます。
利用できる管理機能には以下があります。
- 検索
- フィルター
- グループ分け
- お気に入り評価
- 試聴
- メンテナンス
お気に入りの評価は、候補が複数ある場合の優先順位付けにも利用されます。
BPMや音量も考慮してミックスを作成
Harmonic DJはキーだけではなく、テンポや音量も考慮します。
BPMの扱いは用途に合わせて変更できます。
例えば、
- 共通BPMへ揃える
- デッキで速度変更する前提にする
- 元のBPMを維持する
といった設定が可能です。
また、音量についても楽曲ごとのゲイン調整を提案し、ミックス全体の音量差を抑えやすくなっています。
トランジションプロファイルを利用できる
どのようなキーの移動を許可するかは、トランジションプロファイルで管理します。
利用方法は次のとおりです。
- 標準プロファイルを利用
- 特定ルールだけを使う
- オリジナルプロファイルを作成
- 保存して再利用
用途に合わせてミックスの方向性を変えられます。
ローカル環境で安全に利用できる
Harmonic DJはローカルファースト設計です。
音楽ファイルは自分のパソコン内で解析・再生されます。
そのため、
- 音源をアップロードしない
- ライブラリをローカル保存
- 商用音源の検出やライセンス確認を行わない
という特徴があります。
音楽ファイルを外部サービスへ送信せずに利用できます。
トラックリストを共有できる
完成したトラックリストは共有にも対応しています。
共有できる情報は次のとおりです。
- 曲順
- キー
- BPM
- トランジション設定
公開されるのはトラックリストに関する情報だけです。
音源ファイルやローカルパス、解析データ、編集履歴などは公開されません。
Community版とPro版の違い
Harmonic DJにはCommunity版とPro版があります。
Community版でもライブラリ解析やトラックリスト作成など、多くの機能を利用できます。
Pro版ではさらに次のような機能が追加されます。
- 5曲を超えるミックス作成
- 保存可能なMixドキュメント
- Gem Finder
- Gemの保存・管理
- 永続的な編集履歴
- 曲数を指定したミックス生成
どちらのエディションも同じ解析エンジンを使用するため、解析品質に違いはありません。
対応OS
Harmonic DJは次の環境で利用できます。
- Windows(x86・x64)
- macOS(Intel・Apple Silicon)
- Linux(x64)
スタンドアロンアプリケーションとして提供されています。
まとめ:APU Software「Harmonic DJ – Community版」手持ちの音楽ライブラリを解析し、キー・モード・BPMをもとに自然につながるDJミックスを作成できるハーモニックミックス支援ソフト|DTMプラグインセール
Harmonic DJは、キー解析だけで終わらず、ミックス全体の流れまで考慮してトラックリストを作成できるDJ向けソフトです。
主なポイントをまとめると次のようになります。
- 手持ちの楽曲をローカルで解析できる
- 曲の入りと終わりを別々に解析できる
- モードまで判別した詳細なキー解析に対応
- ミックス全体を考慮した曲順を生成できる
- Gem Finderで次の1曲を探せる
- 気に入ったトランジションを保存・再利用できる
- トラックリストを共有できる
- Windows・macOS・Linuxで利用できる
ハーモニックミックスを効率よく行いたい人はもちろん、自分のライブラリを活用しながら曲順をじっくり検討したいDJにも役立つソフトです。
無料配布
