
VarispeedDelayは、テープマシンの速度変化を取り入れたユニークなディレイプラグインです。
再生速度を変えることで、ピッチとディレイタイムが同時に変化し、一般的なディレイでは作れない個性的なエコーを生み出せます。
テンポ同期や7バンドEQなど実用的な機能も備えており、サウンドデザインから楽曲制作まで幅広く活用できます。
VarispeedDelay:テープスピードを自由に変えられるユニークなディレイプラグイン

VarispeedDelayは、テープディレイのような質感と、柔軟なコントロールを両立したディレイプラグインです。
主な特徴は次のとおりです。
- 繰り返しごとにテープスピードが変化する
- ピッチと再生時間が同時に変わる
- テンポ同期とフリータイムの両方に対応
- 7バンドEQを内蔵
- フィードバック動作を2種類から選択可能
- VST3・AU・スタンドアロンに対応
- macOSとWindowsで利用できる
テープスピードが変わるユニークなディレイ
VarispeedDelay最大の特徴は、ディレイ音が毎回違う速度で再生されることです。
通常のディレイとは異なり、再生速度を変更するとピッチも一緒に変化します。
例えば、
- 2倍速では1オクターブ高くなり、長さは半分になる
- 0.5倍速では1オクターブ低くなり、長さは2倍になる
- 遅い速度では前のエコーが次のエコーと重なるような効果が得られる
テープマシンの速度をリアルタイムで変えているようなサウンドを再現できます。
スピードは1/4倍から4倍まで設定可能
再生速度は細かく設定できます。
設定範囲は次のとおりです。
- 1/4倍
- 1/2倍
- 等速
- 2倍
- 4倍
さらに、オクターブだけではなく、
- 完全4度
- 完全5度
などを素早く選べる3×3のショートカットグリッドも搭載しています。
目的のピッチ変化へ素早くアクセスできる設計です。
ディレイタイムを細かくコントロール
ディレイタイムは自由設定にもテンポ同期にも対応しています。
設定できる内容は次のとおりです。
- 0.1ms〜20秒まで自由に設定
- DAWテンポへの同期
- 最大2小節までのテンポ同期
- タップテンポ入力
- 音符位置を確認できるリング表示
テンポに合わせたエコーも、細かいディレイタイム調整も簡単に行えます。
ホスト同期に対応
DAWとの同期機能も充実しています。
PPQベースでホスト同期を行うため、
- 再生開始位置が変わっても同期を維持
- バウンス時と試聴時で同じ結果になりやすい
制作中と書き出し後でエフェクトの挙動が変わりにくい設計です。
フィードバックは2種類のモードを搭載
フィードバックは0〜2まで設定できます。
さらに、動作モードを切り替えられます。
Rawモード
毎回のフィードバックでVarispeed処理を繰り返します。
繰り返すたびにピッチ変化が積み重なり、大きく変化していくサウンドを作れます。
Stableモード
Varispeed処理を最初の1回だけ適用します。
その後は同じ状態でフィードバックが続くため、変化を抑えた安定したディレイになります。
Timeモードで残響の動きを変更
ディレイタイムを変更したときの残響処理も選択できます。
選べる動作は次の2種類です。
- グリッドへ合わせて再配置する
- テープの速度変化のように滑らかに変化させる
用途に合わせて自然な変化や大胆な変化を選択できます。
Spacingで繰り返し位置を調整
Spacing機能では、ディレイの繰り返しタイミングをコントロールできます。
選択できる動作は次のとおりです。
- グリッド上できれいに繰り返す
- テープループのように徐々にズレていく
リズム重視のディレイから、不安定でアナログらしい表現まで対応できます。
7バンドEQを内蔵
ディレイ音だけを加工できる7バンドグラフィックEQを搭載しています。
主な仕様は次のとおりです。
- 7バンドグラフィックEQ
- 各バンド±12dB調整
- バイパス可能
- リピート音だけを加工
ディレイ音だけ暗くしたり、高域を強調したりといった細かな音作りができます。
ソフトクリップも搭載
フィードバック回路にはソフトクリップも搭載しています。
設定範囲は次のとおりです。
- -36dBFS〜-1dBFS
ソフトクリップが動作すると、ノブの表示が赤く変化します。
フィードバックが大きくなった際の音量をコントロールしやすくなっています。
ループゲインをリアルタイム表示
フィードバック量とEQブースト量を組み合わせた「ループゲイン」を表示できます。
これにより、
- フィードバックが暴走しそうなポイント
- 安定して動作する範囲
を視覚的に確認できます。
数値を見ながら調整できるため、音だけに頼らず設定しやすくなっています。
使いやすさにも配慮
サウンドだけでなく、操作性も充実しています。
搭載されている機能は次のとおりです。
- DryとWetを個別に調整
- プリセットブラウザー搭載
- リサイズ可能な画面
- 数値を直接入力可能
- すべてのコントロールにヘルプ表示
細かな設定を行いやすく、快適に操作できます。
対応環境
VarispeedDelayは、主要なプラットフォームに対応しています。
対応内容は次のとおりです。
- Windows
- macOS(Apple Silicon・Intel対応)
- VST3
- AU
- スタンドアロン版
Windows・macOSのどちらでも利用でき、DAWだけでなく単体アプリとしても動作します。
まとめ:Valentine Silvansky「VarispeedDelay」テープスピードを変えるようにピッチとディレイタイムが同時に変化する、個性的なサウンドを作れるディレイプラグイン|DTMプラグインセール
VarispeedDelayは、一般的なディレイとは異なり、繰り返されるたびにテープスピードが変化する個性的なディレイプラグインです。
特に次のような人におすすめです。
- テープディレイのようなサウンドを作りたい
- ピッチが変化する幻想的なエコーを加えたい
- リズムだけでなく音程も変化するディレイを使いたい
- フィードバックやEQまで細かく調整したい
- 実験的なサウンドデザインを楽しみたい
一般的なディレイでは作れない独特の残響を生み出せるため、アンビエント、Lo-Fi、実験音楽、サウンドデザインなど幅広い制作で活躍するプラグインです。
