
VOCAL LABSは、必要なエフェクトだけを自由に組み合わせられるモジュラー型のボーカルチャンネルストリップです。
2つのラック構成を採用し、EQやコンプレッサー、リバーブなど8種類のモジュールを柔軟に配置できます。
この記事では、VOCAL LABSの特徴や搭載モジュール、対応環境について詳しく紹介します。
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VOCAL LABS:8種類のモジュールを自由に組み合わせられる高機能ボーカルチャンネルストリップ

VOCAL LABSは、2つの独立したラックを中心に構成されたボーカル用チャンネルストリップです。
必要なエフェクトだけを追加し、順番も自由に変更できます。
主な特徴はこちらです。
- 2つの独立した5スロットラックを搭載
- 8種類のボーカル処理モジュールを自由に配置可能
- 最終段にMain Outputステージを搭載
- リバーブとディレイも一体化
- プラグイン単体だけでなくスタンドアロン動作にも対応
- チェーン全体をプリセットとして保存・呼び出し可能
自由に組み合わせられる2つのラック
VOCAL LABS最大の特徴は、固定されたエフェクトチェーンではないことです。
2つのラックそれぞれにモジュールをドラッグ&ドロップで配置できます。
できることは次のとおりです。
- Gateだけを使う
- EQ→Comp→Reverbというシンプルな構成にする
- Delayを前段に配置する
- 同じラック内で自由な順番に並べる
- ボーカルに必要な処理だけを組み合わせる
複数のプラグインを立ち上げる必要がなく、1つの画面でボーカルチェーン全体を管理できます。
搭載されている8種類のモジュール
VOCAL LABSには、ボーカルミックスでよく使われる8種類のモジュールが用意されています。
- Gate
- EQ
- De-Ess
- Comp
- Warmth
- Bitcrusher
- Reverb
- Delay
それぞれ詳しく見ていきます。
Gate
Gateは、ステレオリンク対応のダウンワードエキスパンダーです。
サイドチェイン用のキーフィルターを搭載しているため、不要な低域やハイハットなどの音に反応しにくくなっています。
特徴はこちらです。
- ステレオリンク動作
- ダウンワードエキスパンダー方式
- サイドチェインキーフィルター搭載
- 低域ノイズや不要な音の影響を受けにくい
EQ
EQは、チャンネルストリップ用途に最適化された5バンドEQです。
細かな補正よりも、素早く音色を整える用途に向いています。
搭載バンドは次の5種類です。
- ハイパスフィルター
- Low Shelf
- 可変Bell ×2
- High Shelf
De-Ess
De-Essは、歯擦音だけを自然に抑える設計になっています。
入力信号を帯域分割して検出するため、ボーカル全体の音量を下げることなく、「サ行」などの耳につきやすい成分だけをコントロールできます。
特徴はこちらです。
- 帯域を限定して歯擦音を検出
- ボーカル全体が不自然に下がりにくい
- 自然なディエッシングが可能
Comp
Compは、シングルのフィードフォワードVCAコンプレッサーです。
波形表示も搭載されており、圧縮の状態を視覚的に確認できます。
主な特徴です。
- Feed-forward VCA方式
- 波形表示を搭載
- ボーカルのダイナミクスを安定させやすい
Warmth
Warmthは、対称型tanhサチュレーションを使用したサチュレーションモジュールです。
歪み量を調整しながら、ボーカルへ自然な厚みや存在感を加えられます。
特徴はこちらです。
- サチュレーション量を調整可能
- 自然な倍音を付加
- ボーカルに温かみを加える
Bitcrusher
Bitcrusherは、あえて音質を荒くするためのクリエイティブモジュールです。
ローファイサウンドや特殊な演出に活用できます。
搭載機能はこちらです。
- Bit Depth Crush
- Sample & Holdによるダウンサンプリング
- 狭帯域バンドパス
- ローファイ向けプリセット
Reverb
Reverbは、アルゴリズム方式ではなく、コンボリューションリバーブを採用しています。
19種類のインパルスレスポンスを収録し、実在する空間の響きを再現できます。
収録カテゴリーは次の6種類です。
- Plate
- Chamber
- Room
- Hall
- Ambience
- Space
特徴はこちらです。
- True Stereoコンボリューションリバーブ
- 19種類の空間を収録
- 実際のインパルスレスポンスを使用
Delay
Delayは、テンポ同期とフリータイムの両方に対応しています。
ライブ感のある演出から細かな空間づくりまで柔軟に行えます。
主な機能はこちらです。
- テンポ同期
- フリータイム設定
- タップテンポ
- Ping-Pong Cross-feed
- リピートごとに高域が減衰するフィードバック
Main Outputステージ
2つのラックを通過した後には、Main Outputステージが配置されています。
最終的な音量調整やメーター確認をまとめて行えます。
搭載機能はこちらです。
- Vintage VUメーター
- Trim Gain
プリセット機能
VOCAL LABSには20種類のファクトリープリセットが収録されています。
単一モジュールではなく、チェーン全体が設定済みになっています。
収録例です。
- Metalcore Vocal
- Podcast & Voiceover
- Jazz Vocal
さらに、自分で作成したチェーン全体もユーザープリセットとして保存できます。
保存される内容はこちらです。
- 使用モジュール
- モジュール配置
- パラメーター設定
- チェーン全体
スタンドアロンでも使用可能
VOCAL LABSは、DAW内だけでなくスタンドアロンアプリとしても動作します。
オーディオインターフェースと組み合わせれば、ライブや配信環境でもボーカルチェーンを利用できます。
用途の例はこちらです。
- ライブボーカル
- 配信
- ポッドキャスト
- ボイスオーバー
- DAWを使わないリアルタイム処理
対応フォーマット・対応OS
対応フォーマットは次のとおりです。
- AU
- VST3
- Standalone
- Unity Native Integration
対応OSはこちらです。
- macOS(Apple Silicon・Intel)
- Windows
また、ステレオ信号処理に対応しており、ホスト側のステレオバス構成に合わせて動作します。
開発状況
VOCAL LABSは現在も開発が進められています。
現時点では最終テスト段階となっており、今後のアップデートではさらに改良が予定されています。
予定されている内容はこちらです。
- エンジンの最適化
- バランス調整
- ワークフロー改善
- 新しいモジュールの追加
- インターフェースページの拡張
まとめ:DELOS DSP「VOCAL LABS」8種類のボーカルエフェクトを自由に組み合わせられるモジュラー型ボーカルチャンネルストリップ|DTMプラグインセール
VOCAL LABSは、固定されたチャンネルストリップとは異なり、必要なモジュールだけを自由に組み合わせられるモジュラー型のボーカルプロセッサーです。
2つのラック構成によって柔軟なルーティングができ、EQやコンプレッサーだけでなく、コンボリューションリバーブやディレイまで1つのプラグインで管理できます。
さらに、チェーン全体をプリセットとして保存できるほか、スタンドアロンアプリにも対応しているため、レコーディングだけでなくライブや配信など幅広い用途で活用できるボーカル制作ツールです。
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