
ベースDIから本格的なアンプリグを手軽に構築したい方におすすめなのが、Box of Bassです。
サブベースやクリーンキャビネット、歪み、ルームマイクまでを1つのプラグインでまとめて扱えるため、複雑なルーティングを行わなくても厚みのあるベースサウンドを作れます。
この記事では、Box of Bassの特徴や機能、対応環境について詳しく紹介します。
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Box of Bass:1つのベースDIから本格的なベースリグを作れる無料プラグイン

Box of Bassは、1本のDIトラックを本格的なマルチレイヤー構成へ変換できるベース用プラグインです。
主な特徴は次のとおりです。
- ベースDIを9種類のレイヤーへ同時に分岐
- サブベース専用レイヤーを搭載
- クリーンキャビネットを2種類収録
- 歪み用マイクを3種類収録
- ルームマイクを2種類収録
- マスターEQを搭載
- スペクトラムアナライザーを搭載
- A/B比較機能を搭載
- プリセット機能を搭載
- スタンドアロン版にも対応
複数のプラグインを組み合わせなくても、ベースサウンドを一つの画面でまとめて調整できます。
9つのレイヤーでベースサウンドを構築
Box of Bass最大の特徴は、9種類のレイヤーを自由にミックスできることです。
用意されているレイヤーは以下の構成です。
- True Sub(超低域)
- Clean Cab 15インチ
- Clean Cab 12インチ
- Drive Mic 57
- Drive Mic 421
- Drive Mic Tweeter
- Near Room
- Far Room
- 各ルームへ送る信号を自由に選択可能
それぞれのレイヤーは実際のキャビネットやマイクをベースに作られており、1本のDIから厚みのあるベースサウンドを作れます。
ドライブステージを細かくコントロール
歪み部分は単純なオン・オフではありません。
ドライブステージ全体を細かくコントロールできます。
調整できるパラメーターは次のとおりです。
- Saturate
- Drive
- Release
- Sustain
演奏の強弱に合わせて歪み方が自然に変化するため、音が潰れすぎず、演奏のニュアンスを残したままサウンドを作れます。
マスターEQで全体を整える
全体の音作りには6バンドEQを搭載しています。
主なポイントは次のとおりです。
- 6バンドEQ
- 各バンドは自由に移動可能
- 全体のバランスを調整できる
各レイヤーを細かく作り込んだあと、最終的な音色をまとめる用途に適しています。
各レイヤーごとにヘッドルームを確保
各ストリップには−12dBのパッドを用意しています。
これにより、
- レベルオーバーを防ぎやすい
- 歪み量を調整しやすい
- レイヤーを重ねても扱いやすい
といったメリットがあります。
シンプル表示にも対応
細かな設定を使わない場合は、SIMPLEビューへ切り替えられます。
SIMPLEビューでは、
- フェーダー中心の画面
- 必要最低限の操作
- 素早く音作りできる
というシンプルなレイアウトになります。
ギターにも使用できるGUITAR MODE
GUITAR MODEを有効にすると、チェーン全体を1オクターブ下へ変換します。
そのため、
- ギターDIをベース風に加工
- デモ制作
- アイデア作成
などにも活用できます。
スペクトラムアナライザーを搭載
リアルタイムのスペクトラム表示も備えています。
主な機能は以下のとおりです。
- 周波数をリアルタイム表示
- 出力レベルを確認可能
- マウスを重ねると周波数とレベルを数値表示
視覚的に低域のバランスを確認しながら調整できます。
サイドチェーン入力に対応
バージョン1.1.0ではサイドチェーン入力へ対応しました。
入力ソースは3種類から選択できます。
- TRACK:通常のトラック入力
- EXT:サイドチェーン入力を使用
- AUTO:サイドチェーン信号がある間は自動で切り替え
トラックではなくバスに配置して運用するような使い方にも対応できます。
LINKモードで複数インスタンスを連携
複数のBox of Bassをまとめて操作できるLINKモードも搭載されています。
LINKモードでは、
- 1つをMASTERに設定
- 他のインスタンスが設定を同期
- DRIVEのみ同期
- フェーダーのみ同期
- コントロールのみ同期
- Mid/Side設定の同期を選択可能
複数トラックを同じサウンド設計で管理したい場合に便利です。
A/B比較やプリセットにも対応
音作りを効率化する機能も充実しています。
搭載機能は次のとおりです。
- プリセット保存
- A/B比較
- ライブスペクトラム表示
調整前後を比較しながら音作りを進められます。
対応フォーマット・対応OS
Box of Bassは主要なプラグインフォーマットへ対応しています。
プラグイン形式
- VST3
- AU
- AAX
- スタンドアロン版
対応OS
- Windows
- macOS
- Linux
複数のDAW環境で利用できます。
インストール方法
導入手順は非常にシンプルです。
- 使用するOS向けのインストーラーをダウンロード
- インストールを実行、またはVST3/AUをプラグインフォルダーへ配置
- DAWでプラグインを再スキャン
- ベースDIトラックへBox of Bassを読み込む
macOS版はAppleのDeveloper ID署名および公証済みです。
また、Pro Tools向けのAAX版も同梱されています。
Windows版は署名されていないため、初回起動時にSmartScreenの警告が表示される場合があります。
旧ベータ版との互換性
Box of Bassは、2026年に公開されていた「Bass Better-er」の後継プラグインです。
旧ベータ版との互換性も考慮されています。
- Bass Better-erは引き続き使用可能
- 新旧バージョンは共存できる
- 既存プロジェクトはそのまま動作
- 新規プロジェクトではBox of Bassを使用
過去のセッションを壊すことなく、新しい環境へ移行できます。
まとめ:Box of Rules「Box of Bass」1本のベースDIからサブ・クリーン・歪み・ルームまで重ねて本格的なベースリグを構築できる無料プラグイン|DTMプラグインセール
Box of Bassは、1本のベースDIから本格的なマルチレイヤーのベースリグを構築できるプラグインです。
特徴をまとめると、次のようになります。
- 9種類のレイヤーを自由にブレンド可能
- サブベース・クリーン・歪み・ルームを一括管理
- 詳細なドライブコントロールを搭載
- 6バンドEQで全体を調整可能
- サイドチェーン入力に対応
- LINKモードで複数インスタンスを同期
- スペクトラムアナライザーを搭載
- Windows・macOS・Linuxで利用可能
- VST3・AU・AAX・スタンドアロン版に対応
複数のベーストラックを分岐・管理する作業を1つのプラグインへ集約できるため、レコーディングからミックスまで効率よくベースサウンドを作り込みたい方に適したプラグインです。
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