
Galdrは、ダークファンタジーの世界観を取り入れたオープンソースのソフトウェアシンセサイザーです。
FMやウェーブテーブル、豊富なエフェクト、柔軟なモジュレーション機能を搭載し、攻撃的なサウンドから幻想的な音作りまで幅広く対応します。
この記事では、Galdrの特徴や搭載機能、対応環境などを詳しく紹介します。
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Galdr:ブラックメタルの世界観を取り入れた無料のオープンソースシンセサイザー

Galdr(ガルドル)は、JUCEフレームワークを使って開発された、無料・オープンソースのソフトウェアシンセサイザーです。
「ブラックメタルの魂を持つシンセサイザー」をコンセプトにしており、ダークファンタジーを思わせるデザインと、攻撃的で個性的なサウンドメイクを楽しめます。
Windows・macOS・Linuxに対応しており、プラグインとしてだけでなくスタンドアロン版でも利用できます。
対応フォーマットは次のとおりです。
- VST3
- CLAP
- AU(macOSのみ)
- スタンドアロン版
Galdrの特徴
Galdrは、見た目だけでなくサウンド面も非常に充実しています。
定番のシンセサイザー機能はもちろん、ブラックメタルやダークアンビエントとの相性が良い独自機能も多数搭載しています。
主な特徴を詳しく紹介します。
12ボイス対応のシンセエンジン
最大12ボイスの発音に対応しています。
演奏スタイルに合わせてモードを切り替えられます。
- ポリフォニック
- モノフォニック
- レガート
リードからパッドまで幅広く対応できます。
高機能なオシレーター
音作りの中心となるオシレーターは2基搭載されています。
PolyBLEP方式を採用しており、エイリアシングを抑えたクリアなサウンドを実現しています。
搭載機能は次のとおりです。
- 最大7ボイスのユニゾン
- デチューン
- ステレオスプレッド
- サブオシレーター
- ホワイトノイズ
- ピンクノイズ
厚みのあるサウンドから荒々しい音まで幅広く作成できます。
FMとハードシンクに対応
より攻撃的なサウンドを作るための機能も充実しています。
利用できる機能は以下のとおりです。
- FM音源(Oscillator 2がOscillator 1を変調)
- ハードシンク
- ボイスごとのアナログドリフト
金属的な音色や歪み感のあるリードサウンドにも適しています。
モーフィングウェーブテーブル
ウェーブテーブルモードも搭載しています。
32フレームのウェーブテーブルを滑らかに変化させながら音色を変化できます。
利用できる波形は次のように変化します。
- サイン波
- ノコギリ波
- 不協和音を含む「Grim Spectrum」
静かな音から不気味なサウンドまで連続的に変化させられます。
マルチモードフィルター
フィルターは複数のタイプを搭載しています。
音色のキャラクターを細かく調整できます。
利用できるフィルターは次のとおりです。
- ローパス12dB
- ローパス24dB
- ハイパス
- バンドパス
- ボーカルフォルマント
さらに次の機能も利用できます。
- Drive
- 専用フィルターエンベロープ
- キートラッキング
8スロットのモジュレーションマトリクス
柔軟なモジュレーション設定が可能です。
複数のモジュレーションソースを自由にルーティングできます。
主なモジュレーションソースは次のとおりです。
- LFO
- エンベロープ
- ベロシティ
- モジュレーションホイール
- プレッシャー
- ノートごとのランダム値
モジュレーション先も豊富です。
- ピッチ
- モーフ
- カットオフ
- FM
- エフェクトセンド
さらに自由に使える3つ目のエンベロープも搭載しています。
アルペジエーター
テンポ同期対応のアルペジエーターを搭載しています。
演奏パターンも充実しています。
- Up
- Down
- Up-Down
- Random
- As Played
最大4オクターブまで設定できます。
LFOとエンベロープ
基本的なモジュレーション機能も充実しています。
利用できる機能は以下のとおりです。
- LFO×2
- Glide
- アンプエンベロープ
- フィルターエンベロープ
幅広い音作りに対応できます。
MPEとマイクロチューニングに対応
最新の演奏環境にも対応しています。
利用できる機能は次のとおりです。
- MPE対応
- ノートごとのピッチベンド
- プレッシャー入力
- Scala(.scl)マイクロチューニング
通常のMIDI演奏だけでなく、表現力の高い演奏も可能です。
個性的なエフェクトを多数搭載
Galdrには豊富なエフェクトチェーンが用意されています。
非線形処理部分は2倍オーバーサンプリングで処理されます。
搭載エフェクトは次のとおりです。
- 4種類のディストーション
- Bitcrusher
- Ring Modulator
- Chorus
- Tremolo Picking
- Delay
- FDN Cavern Reverb
- Octave-up Shimmer
幻想的な空間演出から激しい歪みまで幅広く作り込めます。
Blizzard機能
Galdrならではの特徴が「Blizzard」です。
グラニュラー処理による雪嵐のようなテクスチャレイヤーを追加できます。
利用方法は次の2種類です。
- ノート入力時のみ鳴らす
- 常時ドローンとして鳴らす
ダークアンビエントや映画音楽のような雰囲気作りにも役立ちます。
テンポ同期機能
DAWのテンポに合わせた同期機能も備えています。
同期できる機能は次のとおりです。
- LFO
- Tremolo
- Delay
テンポに合わせたリズミカルな音作りが行えます。
プリセットや分析ツールも搭載
制作をサポートする便利な機能も充実しています。
搭載機能は以下のとおりです。
- プリセットブラウザー
- ファクトリープリセット
- ユーザープリセット
- オシロスコープ
- スペクトラムアナライザー
- オンスクリーンMIDIキーボード
音作りから分析まで一つの画面で行えます。
ダークファンタジー風のインターフェース
GUIはダークファンタジーをテーマにデザインされています。
見た目だけでなく操作性にも配慮されています。
特徴は次のとおりです。
- リサイズ対応
- ツールチップ表示
- ダークな世界観のデザイン
独特な雰囲気を楽しみながら操作できます。
インストール方法
ダウンロードしたアーカイブを展開し、各プラグインを対応フォルダーへコピーします。
その後、DAWでプラグインの再スキャンを行えば利用できます。
スタンドアロン版はインストール不要です。
任意の場所に保存してそのまま起動できます。
ソースコードからビルドする方法
Galdrはソースコードも公開されています。
ビルドには以下の環境が必要です。
- Git
- CMake 3.22以上
- C++20対応コンパイラ
対応コンパイラは次のとおりです。
- Windows:Visual Studio 2022
- macOS:Xcode
- Linux:GCCまたはClang
LinuxではJUCEのビルドに必要な依存パッケージも用意する必要があります。
ライセンス
GaldrはGNU General Public License v3.0以降のライセンスで公開されています。
JUCEフレームワークをはじめ、VST3 SDKやCLAP関連ライブラリなどのオープンソース技術を利用して開発されています。
配布ファイルには各ライセンス情報と著作権表記も同梱されています。
まとめ:Sognevo「Galdr」ダークファンタジーの世界観とFM・ウェーブテーブル・モジュレーション機能を備えた高機能シンセサイザー|DTMプラグインセール
Galdrは、ブラックメタルやダークファンタジーの世界観を取り入れたオープンソースのシンセサイザーです。
見た目の個性だけでなく、FMやウェーブテーブル、充実したモジュレーション、豊富なエフェクトなど、本格的な音作りに必要な機能を数多く搭載しています。
Blizzard機能のような独自機能も備えており、ダークアンビエントやシネマティックサウンド、メタル系サウンドデザインまで幅広く活用できるソフトウェアです。
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