
作曲中に新しいメロディやコード進行のアイデアが欲しくなることは少なくありません。
Loomaは、音楽理論を取り入れた独自エンジンによって、ランダムでありながら音楽として自然に聴こえるMIDIフレーズを自動生成できるプラグインです。
この記事では、Loomaの特徴や主な機能、できることを詳しく紹介します。
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Looma:ランダムなのに音楽として成立するMIDI生成プラグイン

Loomaは、音楽理論を利用してMIDIを自動生成するジェネレーティブMIDIプラグインです。
完全なランダム生成ではなく、音楽理論を取り入れた独自エンジンによって音を選択します。
そのため、毎回違う演奏になりながらも、音楽としてまとまりやすいフレーズを生成できます。
主な特徴は以下のとおりです。
- ジェネレーティブMIDIプラグイン
- 毎回異なるメロディやハーモニーを自動生成
- 音楽理論を活用した独自のMusic Theory Engineを搭載
- メロディ制作や作曲のアイデア出しに活用できる
- Mac・Windowsに対応
- VST3・Audio Unit形式に対応
Music Theory Engineとは
Looma最大の特徴が「Music Theory Engine」です。
生成するノートは完全なランダムではありません。
5つの音楽理論ベースのフィルターを順番に通過させることで、自然なメロディラインを作ります。
各フィルターは個別に調整できるため、安定感のある演奏から予測しづらいフレーズまで幅広く作れます。
Chord Tone
Chord Toneは、現在のコードにどれだけ沿った音を優先するかを調整します。
値を高くすると、コードのルート音を中心とした安定した演奏になります。
反対に値を下げると、使用できる音が徐々に広がります。
主なポイントはこちらです。
- コードトーンを優先する割合を調整
- 高い設定では安定したメロディになりやすい
- 低い設定では3度・5度・7度・9度・11度・13度なども積極的に使用
- 最小ではスケール内7音すべてを自由に使用
Pentatonic
Pentatonicは、ペンタトニックスケールをどの程度優先するかを調整します。
ペンタトニックスケールは半音が隣り合わないため、多くのジャンルで自然に聴こえやすい音階です。
設定を高くするほど、耳になじみやすいメロディになります。
特徴は以下のとおりです。
- ペンタトニックスケールを優先
- 高くするほど自然で親しみやすいメロディになりやすい
- 幅広いジャンルで使いやすいフレーズを生成
Avoid Note Filter
Avoid Note Filterは、いわゆる「アボイドノート」を除外する機能です。
オンにすると、現在のコードに対して半音でぶつかりやすい音を除外します。
オフでは制限がなくなり、緊張感のあるフレーズも作れます。
ポイントはこちらです。
- オン・オフで切り替え可能
- 半音衝突を避けやすくなる
- オフではテンション感のある音使いも可能
No Repeat
No Repeatは、同じ音の連続をどの程度避けるかを調整します。
設定を上げるほど、前のノートと同じ音が選ばれにくくなります。
100%では同じ音は連続しません。
主な特徴です。
- 同音連打を防止
- メロディに変化を付けやすい
- 100%では同じ音を繰り返さない
- 0%では繰り返しを制限しない
Smooth
Smoothは、音程の移動量を調整する機能です。
設定を高くすると近い音へ移動しやすくなり、滑らかなメロディになります。
設定を下げると大きな跳躍が増え、動きのあるラインになります。
特徴は以下のとおりです。
- メロディの滑らかさを調整
- 高い設定では順次進行が増える
- 低い設定では跳躍が増える
- 0%では音程差を考慮せずランダムに選択
最大8ステップのコード進行
Loomaでは、3つのボイスが共通のコード進行を使用します。
楽曲全体のキーやコード進行を設定するだけで、それに合わせて各ボイスが演奏します。
設定できる内容は次のとおりです。
- Root(キー)
- Scale(スケール)
- Chord Length
- Progression Steps
- 最大8ステップのコード進行
3ボイスそれぞれに音域を設定可能
3つのボイスには、それぞれ独立した音域を設定できます。
低音域をベース、中音域を伴奏、高音域をメロディというように役割を分けられます。
設定項目はこちらです。
- Low Note
- High Note
- ボイスごとに独立して設定可能
- 音域を自由に分担できる
ノート密度やリズムも個別に調整
各ボイスは、音数やリズムも個別に設定できます。
同じコード進行でも、ボイスごとに異なる動きを作れるため、演奏に変化を付けられます。
設定できる内容は以下のとおりです。
- Note Probabilityでノート密度を調整
- Note Lengthで音価を設定
- 4スロットの重み付けテーブルを搭載
- ボイスごとに独立して設定可能
Pitch Class Stripでリアルタイム確認
Loomaには、現在演奏できる音をリアルタイムで表示するPitch Class Stripが搭載されています。
ノブを動かすたびに表示も即座に更新されるため、どの音が候補になっているのかを視覚的に確認できます。
特徴はこちらです。
- 演奏可能な音をリアルタイム表示
- パラメータ変更と同時に更新
- MIDI生成の仕組みを把握しやすい
対応環境
Loomaの対応環境は以下のとおりです。
- 対応OS:Windows / Mac
- プラグイン形式:VST3 / Audio Unit
使用時の注意点
Loomaには音を確認するための内蔵シンセが搭載されています。
ただし、本格的な制作ではMIDI出力をDAWから外部音源やソフトウェア音源へ送って使用します。
あわせて、以下の点も覚えておくと安心です。
- 内蔵シンセは試聴用途
- 制作では外部音源へのMIDI出力を使用
- トライアルモードでは20分間すべての主要機能を試せる
- トライアル中はプリセットの保存・読み込みには対応しない
- 1つのライセンスキーで最大3台までアクティベーション可能
まとめ:Addwave「Looma – Public Beta」音楽理論を活用してランダムなのに自然なメロディやハーモニーを自動生成できるMIDIプラグイン|DTMプラグインセール
Loomaは、ランダム性と音楽理論を組み合わせたジェネレーティブMIDIプラグインです。
5つの理論ベースのフィルターによって、偶然性を活かしながらも音楽として成立しやすいメロディやハーモニーを生成できます。
コード進行や音域、リズム、ノート密度まで細かく設定できるため、アイデア出しから楽曲制作まで幅広く活用しやすい設計です。
毎回異なるフレーズを楽しみながら、新しい発想を取り入れたい方に適したMIDI生成ツールといえるでしょう。
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