
音楽制作の現場で活躍するIftah Gabbai氏が公開した「9 Tracks」は、Ableton Liveユーザーに向けた高品質な無料トラック集。
実験的なサウンドと創造的な構成が詰まった、学びと応用に最適なLive Setです。
Ableton Liveユーザー必見:Iftah Gabbaiによる「9 Tracks」
Iftah Gabbai氏は、長年音楽制作に携わってきた人物ですが、ある時点でその情熱は「音楽を作ること」から「音楽を作るためのツールを作ること」へと移行しました。
そんな彼が公開しているのが、「9 Tracks」というコレクションです。
このページでは、Ableton Liveで自由に使える9つのトラックを紹介し、それぞれを活用するために必要な条件や背景について、分かりやすく整理してお届けします。
「9 Tracks」とは?
「9 Tracks」は、Ableton Live向けの9つの楽曲プロジェクト(Live Set)です。
- すべてのトラックは、無料でダウンロード可能
- Iftah氏の過去の音楽的な取り組みを反映した作品
- 個別のLive Set形式で提供されており、再編集・再構築が可能
- クリエイティブ・コモンズ「CC BY 4.0」ライセンスで提供(出典表示すれば商用利用も可能)
制作の背景
Iftah氏は約20年間、音楽制作に没頭してきました。
しかし次第に、自らの情熱は音楽そのものよりも、「音楽を生み出すツール」に向かっていきます。
その結果として生まれたのがこの「9 Tracks」であり、彼の作るソフトウェアやデバイス自体が「音楽作品」としての意味を持つようになったのです。
「9 Tracks」の活用方法とおすすめポイント
「9 Tracks」は、音楽制作初心者から上級者まで、幅広いユーザーにおすすめできる素材です。
活用方法
- 学習素材として使う
- Live Setの構造を分析することで、アレンジやサウンドデザインの勉強ができます
- 自分の楽曲の土台として活用
- 各トラックをリミックスしたり、自分の要素を加えて独自の楽曲を制作できます
- Max for Liveデバイスの練習にも最適
- Sting 2やSlippery Slopeなど、デバイスの使い方を実践で学べる貴重な素材
- ライブパフォーマンスでの素材として
- 構造がしっかりしており、ライブでも活用しやすいLive Setです
おすすめポイント
- ダウンロードも利用も完全無料
- 商用利用可能なクリエイティブ・コモンズライセンス
- 高品質なサウンドと構成で、現代的かつ実験的な音楽に対応
- ソフトウェア開発者ならではの視点が活かされたトラック群
利用に必要なソフトウェア環境
「9 Tracks」を使用するには、以下のAbleton LiveおよびMax for Liveデバイスが必要です。
- Ableton Live 12
- 最新のLiveバージョンでのみ動作確認されています
- Sting 2
- Iftah氏が開発したMax for Liveデバイスの1つ
- シンセ・エフェクトのような役割を果たします
- Slippery Slope
- リズムの変化やグルーヴ生成に特化したデバイス
- 複雑な拍子やタイミングを作るためのツール
- Flufs
- テクスチャやサウンドスケープを構築するエフェクト系デバイス
- アンビエントや実験音楽に向いています
これらのデバイスがすでにインストールされている環境であれば、「9 Tracks」をそのまま開いて、即座に音楽制作やリミックスが可能です。
まとめ:Iftah「9 Tracks」Ableton Liveユーザー必見!Max for Liveデバイスと融合することで無限のサウンドを生み出す最強の無料テンプレート集|DTMプラグインセール
Iftah Gabbai氏が公開している「9 Tracks」は、ただの音楽トラックではなく、彼の音楽と技術に対する情熱が込められた作品です。
Ableton LiveとMax for Liveを活用している方には、学習・制作・表現のすべてにおいて、非常に価値ある素材となるでしょう。
もしあなたが…
- 他人のプロジェクトを通じて新しい制作技術を学びたい
- Max for Liveデバイスを実際にどう使うのか知りたい
- 高品質なLive Setを自分の作品に活用したい
そう思っているなら、「9 Tracks」はぜひ一度体験してほしい内容です。
