
Linuxで本格的な音作りを追求したい方へ。
Luna Co. Audioが開発した「4K-EQ」は、SSL 4000シリーズの名機を忠実に再現したイコライザープラグインです。
無料で使えるにもかかわらず、実機に迫るサウンドクオリティと細やかなモデリングが魅力。
この記事では、その特徴や仕組み、導入にあたってのポイントを詳しく解説します。
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4K-EQ:Linux専用の本格アナログEQプラグイン登場

Luna Co. Audioが開発した「4K-EQ」は、Linuxユーザー待望の本格アナログモデリングEQプラグインです。
SSL 4000シリーズの伝説的なコンソールイコライザーを忠実に再現し、1980年代から現代まで数々の名曲を支えてきたあのサウンドをLinux環境で手軽に扱えるようになりました。
特徴まとめ:4K-EQの注目ポイント
このプラグインが他のEQと一線を画す理由を、以下のように詳しく整理しました。
SSL 4000シリーズのリアルな再現
- Eシリーズ(Brown)とGシリーズ(Black)の切り替えが可能
→ それぞれ異なるトーンキャラクターを持ち、用途によって使い分け可能。Eはパンチのあるサウンド、Gはより洗練されたトーンが特徴。 - 実機に忠実な信号経路のモデリング
→ 入力トランス、NE5534オペアンプ、出力トランス、非対称クリッピング、スルーレート制限など、回路の動作を細かく再現。
周波数依存のサチュレーション
- 低域でより強くサチュレーションがかかる特性
→ 実機のトランスの特性を再現しており、EQ処理時に音の重心が自然に下がるような効果が得られる。
ドライブコントロール
- 音をクリーンにも歪ませることもできる
→ ゲインは最大13〜16倍まで可能。ミックスにパンチを加えたいときにも有効。
オーバーサンプリング機能
- 2倍・4倍のオーバーサンプリングに対応
→ アンチエイリアシング処理により、高音質かつプロフェッショナルな仕上がりに。
豊富なEQバンド
- 4バンドのパラメトリックEQを搭載
→ 低域(LF)、中低域(LMF)、中高域(HMF)、高域(HF)それぞれにQ(帯域幅)設定が可能。 - ハイパス・ローパスフィルターも装備
→ 不要な低音や高音をカットすることで、音作りの自由度が大きく広がる。
Linuxネイティブ対応(Wine不要)
- LV2とVST3フォーマットで配布
→ Wineやyabridgeなどの外部ツールを使わず、Linux上でそのまま動作。完全なネイティブ環境での制作が可能。 - 対応ホスト:ArdourやReaperで動作確認済み
→ 一部環境での不具合も報告受付中。ユーザーのフィードバックを元に継続的な改善が予定されている。
サポートと今後の展望
- 開発者に直接フィードバック可能
→ 問題点を伝えることで、改善アップデートが行われる方針。オープンな開発体制が魅力。 - 今後も新しいプラグインの開発を予定
→ 今回がLuna Co. Audio初のプラグインであり、今後の展開にも期待が高まる。
動作環境の注意点
- GLIBC 2.35以降が必要
→ お使いのLinuxディストリビューションが対応しているか、事前に確認を。
まとめ:Luna Co. Audio「4K-EQ」SSL 4000コンソールの音をLinuxで再現する本格EQプラグイン|DTMプラグインセール
今回の記事では、以下のような内容を紹介しました。
- 4K-EQはSSL 4000シリーズのEQを再現したLinux専用プラグイン
- Brown(Eシリーズ)とBlack(Gシリーズ)のサウンドを切り替え可能
- 実機の回路を細かく再現したリアルなモデリング
- 低域で特に効く周波数依存のサチュレーションが特長
- ドライブやオーバーサンプリングで多彩な音作りが可能
- 完全無料で使用でき、寄付による支援も受付中
- GLIBC 2.35以上が必要なため、動作環境には注意が必要
このように、4K-EQは単なる「EQスキンの見た目だけ」のプラグインではなく、Linux環境で本格的なミックスやマスタリングを行いたい人にとって非常に貴重なツールです。
Linuxで音楽制作を行っている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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